リーグワン2022 第14節 登録選手所感(ディビジョン1)

リーグ戦も今節を含めて残り3節。
プレーオフ進出が決まったチーム、入替戦を戦うであろうチーム、入替戦の結果も関係なく別のディビジョンに移るであろうチーム。いろいろな立場のチームがありますが、最後まで情熱的なプレーを期待したいものです。


ブレイブルーパスvsレッドハリケーンズ
ブレイブルーパスは、コンディションもあるのでしょうがFLリーチは不在。前節不在だったCTBタマニバルが戻ってきました。今季ラインブレーカーとして好調なだけに、アタックの起爆剤として期待されます。

レッドハリケーンズは、前節で戻ってきたヴィンピーがでLO先発。
このチームはディシプリンを保てれば、競った展開に持ち込めるようにも思うので集中したプレーが見たいですね。


スピアーズvsスティーラーズ
本来の地力でいえば、プレーオフ争いをにらんだ試合になりそうなところでしたが、スティーラーズは前節の敗戦でその望みも絶たれました。

スピアーズは引き続きBK陣は若い選手を起用しているという印象。
フロントローでも近大出身の新人のPR紙森がリザーブからデビューとなりそうです。

スティーラーズは、本来BKのモエアキオラがNo8で先発なのが目を引きます。大学などではプレーしていたと思いますが、いきなりの起用は唐突感がありますね。
また、HO登録の東海大学出身の新人山田の背番号は20ですね。バックローで出るのでしょうか。このチームは大型のFWもそれなりにいますが、最近のバックローは比較的軽量級の選手を使っている印象です。


イーグルスvsワイルドナイツ
前回の対戦では、途中から地力の差が現れたような試合でしたが、イーグルスはここ数試合で成熟が進んだような印象なのでどうなるでしょうか。

イーグルスは、SO田村が先発に復帰。
ピッチを大きく使うラグビーができれば、カウンターは怖いですが、スコアチャンスはそれなりにつくれるようなきはします。

ワイルドナイツは、二列目や三列目は日本出身選手の入替が比較的あるのですが、ほかのポジションはあまりいじらない印象ですね。HCのポリシーもあるのでしょうが。


ブルーレヴズvsヴェルブリッツ
東海地方同士のエコパスタジアムでのゲーム。
4位以内に入ることを考えると、ヴェルブリッツとしては負けられない試合となりますね。

ブルーレヴズはここ最近、あまりメンバーの変更がない印象。他チームと比べて選手層がそれほど潤沢ではないという事情もありますが。
序盤に簡単に得点を与えるのは避けたいところ。

弱いとまでは言えないが、強いとも言いがたいヴェルブリッツ。2019年のワールドチャンピオンが2人もいることを考えると、コスパがよくないですが。
そのWCのときの調子ではないものの、2人分ぐらいの働きをしているデュトイがいなければ、もっと厳しいシーズンだったような気もするので、それを踏まえるとやはり採っておいてよかったという感じもしますね。。


グリーンロケッツvsシャイニングアークス
グリーンロケッツは、2試合続けてホームタウンが千葉県内のチームとの対戦。
グリーンロケッツ我孫子市シャイニングアークス浦安市ではあまり絡みがないというコメントは、前節のスピアーズ(船橋市)でのコメントと同じですが。。

グリーンロケッツは残りの2試合がワイルドナイツイーグルス。現状のチームの調子を考えると、千葉県ダービーを抜きにして勝ちたいところ。一勝もせずに入替戦に突入という事態は避けたいはずです。

シャイニングアークスも入替戦行きが濃厚な雰囲気ですが、勝ってチームの状態を上げていきたいところです。
ルーキーのSH飯沼が引き続き先発。相手のSHが大ベテランの田中で対象的であります。


サンゴリアスvsブラックラムズ
サンゴリアスは、慶大出身の新人FL山本が先発。
CTB中野は久々の登場ですね。

ブラックラムズは、マッガーンが久々のSO。LOスキーンは久々のリザーブ入りです。
そろそろ連敗を止めたいところですが、厳しいでしょうね。
 
 

リーグワン2022 第13節 試合所感(ディビジョン1)

通常のリーグ戦は残り4節となりました。
ざっくりと第13節を振り返ります。
 
 

シャイニングアークスはいいプレーを2試合連続、とはいきませんでしたね。
戦力にそれほど差があるようには思えないのですが、今シーズンの出来の違いが出ました。
チャンスをものにできないところが、停滞している要因なのでしょう。
 
イーグルスの方はディシプリン面も含めてまとまりを感じます。
 
 
 

スティーラーズがこの試合にかけるものは相当だったと思います。

パスがうまく回るいい時間帯もありましたが、チームのポテンシャルをうまくいかせなかった今シーズンを表している感じはしますね。
 
ワイルドナイツはしっかり勝ち切るあたりさすがですが、今シーズンはやや失点が多い気はしますね。
 
 
 

ブレイブルーパスのプレーの精度が高まってきたという印象。ブラックアダーHCのコンセプトが浸透してきたように思います。

LOピアースの働きは大きいと感じますね。ピアースが怪我の離脱から復帰してディアンズと2mLOコンビが復活し、チームもまた上昇気流に乗った感があります。
 
ブラックラムズはいいプレーもありましたが、、、という感じ。最悪でもないですが、ずっとこんな調子でピリッとしない状態が続いているように思います。
 
 
 

ヴェルブリッツもなんとか勝ちましたが、コスパがよろしくないチームといえますね。チームの成熟が進まないまま終盤を迎えた感があります。

 
レッドハリケーンズはSHメイヤーとCTBグリッグが合流してから、チームの流れがちょっと改善したような印象。遅いと言えば遅いですけどね。
 
 
 

ブルーレヴズのいい時間帯もありましたが、最後は地力の差が出たかなという試合。

現状は守り切るようなゲームができる陣容ではない気がしますが、サンゴリアス相手に撃ち合いとなると厳しいですかね。
 
 

序盤で試合が決まった大味な試合という印象。

グリーンロケッツの試合は残念ながら毎試合そんな感じになってしまっていますね。
ディフェンスがあっさり崩されるシーンが多すぎます。人材的にはもう少しはやれるはずですが。
 
 
 
 
 
 

リーグワン2022 第13節 登録選手所感(ディビジョン1)

今節も予定どおり全6試合が催行の予定。

今年の新卒加入選手の起用も目立ってきたように思います。

 

シャイニングアークスvsイーグルス

シャイニングアークスは、新人SH飯沼が続けて先発。ハーフバック団でコンビを組む先発SOは今週はブラック。

負けたとはいえ、前節はワイルドナイツ相手にいいゲームをしていたので、勢いを持続できるかが注目です。

 

イーグルスはSO田村がリザーブに戻ってきました。

 

 

ワイルドナイツvsスティーラーズ

本来は首位争いのカードでもおかしくないのですが、今シーズンはスティーラーズが調子が出ません。ただ、意地は見せたいはずです。

 

ワイルドナイツはおなじみの面子という印象。

 

スティーラーズはチームに復帰したベン・スミスがリザーブに入っていますね。21日和佐、22ラファエレ、そしてスミスと並ぶのはなかなか壮観です。

スミスは途中加入ではありますが、ここだけ見ても今シーズンの歩みはどうもコスパはよくない印象になりますね。残念ながら。

 

 

ブラックラムズvsブレイブルーパス

ブラックラムズリザーブも含めると、兄弟が二組いますね。

このまま行くとズルズルと連敗街道になってもおかしくない状況なので流れを変えたいところです。
 
ブレイブルーパスでは、慶応大学卒の新人HO原田がリザーブに入っていますね。

 

 

レッドハリケーンズvsヴェルブリッツ

来シーズンの扱いについて審査に入るというレッドハリケーンズ

FLヴィンピーが怪我から復帰し、リザーブに入っています。

 

なかなか調子が上がらないヴェルブリッツ

FBルルーは今節はリザーブスタートです。

 

 

サンゴリアスvsブルーレヴズ

サンゴリアスは前節でリザーブからデビューしたFL箸本が先発。

 

ブルーレヴズは、東海大学出身のルーキー、ジョーンズリチャード剛が先発デビュー。

 

 

グリーンロケッツvsスピアーズ

ホストタウンが千葉県内のチーム同士の対戦となります。

我孫子船橋ではあまり接点はないと思いますが。

 

レメキはこの試合ではFBに配置。

器用な選手だとは思いますが、シーズン中にここまでポジションが変わるのはどうも。

それなりの選手層は揃えたものの、チームの軸を固めきれなかったのがグリーンロケッツの成績に表れているように思います。

 

スピアーズは新加入のHOブレグバゼが先発に入っているのが目を引きます。

相手のHOディクソンも経験値が高い選手なので、このマッチアップは面白そうです。

リーグワン2022 第12節 試合所感(ディビジョン1)

遅くなりましたが、第12節の振り返りをざっくりと。
 

レッドハリケーンズは、かなり終盤までディフェンスが粘りを見せたのですが、チャンスをスコアにきっちり結び付けられないと、やはりそこまでですね。同じことを何度も言っていますけども。

ラグビーを特定個人の貢献で語るのは憚られますが、力のあるリーダーの存在が昨年との違いなのでしょう。

 
 

シャイニングアークスは、今シーズン一番の出来の試合。スコッドを見れば、毎試合このぐらいはできそうなチームではありますが。

デビューのSH飯沼は今後も期待したいですね。

 
 

序盤でブルーレヴズの流れが決まりました。

ブラックラムズも面子的にはもう少しできそうなチームなのですが、あまりチームの成熟を感じられないままシーズンの終わりが見えてきましたね。
 
 

スピアーズはあまりにも反則が多すぎましたね。

イーグルスの方がうまくゲームをコントロールしていた印象です。
 
 

グリーンロケッツは序盤は競っていましたが、簡単に失点をしすぎですね。怪我人の影響などもあるかもしれませんが、チームのセンターラインを固定できないと、なかなか勝利は難しい感はあります。

 

最終的にスコアは差がつきましたが、上位争いに絡む試合だけあって競った展開になりました。

ブレイブルーパスの方が、今シーズン狙いどおりのゲームをできていることもあってか、この試合もよりゲームをコントロールできていたように思います。

リーグワン2022 第12節 登録選手所感(ディビジョン1)

ディビジョン1は先週バイウィークでしたので、2週間ぶりのゲームです。
全6試合が催行の予定です。


サンゴリアスvsレッドハリケーンズ

サンゴリアスは、2年目に入った、明治大学出身のバックロー箸本はリーグでは初めてのメンバー入りかと思います。選手層が厚いチームのなかで光るプレーができるか注目されます。
 
レッドハリケーンズは、プレーの精度を高く保つことができるかが鍵になりますね。


ワイルドナイツvsシャイニングアークス

ワイルドナイツのLO谷田部のメンバー入りは久々なような気がします。LOの層が厚いチームですが、存在感を見せられるか。

シャイニングアークスでは、明治大学を卒業したばかりのSH飯沼が先発でデビュー。今年のルーキーでは出場一番乗りになりそうです。
SHレイドローはSOで出場。このコンビがどう機能するか注目ですね。


ブルーレヴズvsブラックラムズ

前節、最後にかわされたもののワイルドナイツといい試合をしたブルーレブズ。
終盤に向けて持続したいところ。
ナイサラニもいないとなると、FWがさらに小兵な感があります。
 
ブラックラムズはルーカス兄弟のハーフバック団ですね。
そろそろ惜しい試合でなく、勝つ試合を見せたいところです。


スピアーズvsイーグルス

プレーオフ進出争いをめぐり注目されるカードですね。
南ア人が多い両チーム。

スピアーズはラブスカフニが怪我から戻ってきました。
 
イーグルスは、サイズがあるウェールズ、NZ、南アの4番から6番がスピアーズの強力FW陣に対抗できるかがポイントですね。



ヴェルブリッツvsブレイブルーパス

プレーオフ争いにはこちらも負けられない両チーム。
 
ヴェルブリッツ帝京大学出身のルーキー北村がリザーブに入っていますね。
 
スティーラーズはもはや上位争いは苦しいですが、連敗は避けたいところ。
 
実戦では未勝利の唯一のチームとなっているグリーンロケッツ。アタックの形がはまればスコアはできると思いますが、余計な失点を防げるかがポイントでしょうね。

リーグワン2022 第11節 試合所感(ディビジョン1)

第11節は予定どおり全6試合が行われました。

 

新潟市陸上競技場というレアな場所で開催された試合。

南アとトンガの出身選手が多いという共通点があるチームですね。

 

レッドハリケーンズは前半ディフェンスをかなり頑張ったのですが、最終的には地力の差が出た形となってノートライで終わりました。

個々の選手は奮闘していると思いますが、昨年感じられた地力以上の力を発揮する一体感のようなものは感じられませんね。

本来のキャプテンのエラスマスと、日本でのプレーが長く日本出身選手と海外出身選手のつなぎ役になるヴィンピーの不在。彼らは怪我ですが、新加入ながらも生来のリーダーシップを発揮した昨年のTJのような選手も見当たらない。苦しいところです。

 

 

ある程度のクロスゲームは想定していましたが、残り10分のところで1点差というのは想定以上でしたね。

最後サンゴリアスが突き放したのは、決定力の差というべきでしょうが。

 

イーグルスのチームの熟成は、シーズンが進むにつれてより深まってきたように思います。

SOは小倉も持ち味を出していたと思いますが、田村が戻ってきて、二人同時に起用したら、より面白くなりそうです。

 

 

ヴェルブリッツも最高のシーズンというわけではないように思いますが、チーム状態の差が如実に出た試合という気はします。

前半でほぼ試合は見えてしまいました。だからという部分もあるでしょうが、残り3分になるまでヴェルブリッツは後半ノースコアという点に今シーズンの出来が現れているようにも思います。

 

グリーンロケッツは、一時期チーム状態がよくなったように思いましたが、また失速に入ってしまいましたね。

最高の選手が集まっているとは言い切れないと思いますが、プレーした試合に全敗するほど選手が劣っているとは思えないのですけどね。

 

 

前半13分にブラックラムズがレッドカードで一人減った時点で苦しくなりました。

これだけ長い時間を14人でプレーするというのは苦しいですね。レッドが出るのは致し方ないシーンでしたが、どうしても試合は壊れてしまいますね。

 

シャイニングアークスも前半で負傷交代が出た影響もあるでしょうが、スコア的には差はついたものの、今一つピリッとしないゲームでした。

それなりにいい選手は揃っているはずですが、チームの軸と言えるものが見えてこない感じはします。

 

ブラックラムズもこの試合に関しては一人減ったので苦しかったですが、戦い方にもう少し工夫があってもよい気はします。

 

 

失礼ながら思っていたよりも接戦になりました。

清水エスパルスのホームスタジアムでの初めてのゲームで、今までと違うファン層にアピールしたいというブルーレヴズの思いが感じられました。

毎試合同じような強度で戦えるかはわかりませんが、一人ひとりが集中してプレーに臨めばこのようないい試合ができますね。

 

ワイルドナイツは途中シンビンで一人減った時間帯がありましたが、最終的にゲームをひっくり返したのはさすがと言えます。

チーム全体が同じコンセプトを共有できている点にこのチームの強みがあります。

 

 

プレーオフを見据えるには重要な試合でしたが、最終的には現在のチーム状態の差が出たように思います。

スティーラーズのディフェンスも集中していましたが、ブレイブルーパスのアタックが工夫を見せて得点を重ねました。

 

スティーラーズは細かいミスが目につくのがチーム状態が上向かない理由なんでしょうね。

合流したばかりのCTBアムは連携面でのミスはありましたが、個人能力の高さを見せました。

いい選手は揃っているものの、リーダーシップを発揮する選手が少ないんでしょうかね。日本代表歴の長い日本人選手がもっと頑張らないといけないのだろうと思いますが。

リーグワン 入団 スピアーズ

スピアーズから、シーズン途中加入選手の発表がありました。

サンウルブズファンの目を引く名前です。

league-one.jp

 

 

ジョージア代表初のSR選手としてサンウルブズで複数シーズン活躍したHOのジャバ・ブレグバゼ。

シーズン終了までの短期契約とのことです。

 

HOの外国籍選手ということは、マルコム・マークスが戻ってこれないということなのかもしれません。

ともあれ、2019年WC以来の日本でのプレーということになると思いますが、活躍を期待したいですね。