12月16日、サンウルブズ2020シーズンの追加スコッド6名が発表されました。
先週に引き続き月曜日の発表です。
2023年に向けて、代表資格を満たすであろう選手としては2名。近鉄のストーバークと、釜石SW(前キヤノン)のトーマスです。
二人ともトップチャレンジのチームでプレーしているので、入る可能性が高いのではないかと個人的に思っていました。
過去に日本のチームでプレー経験がある選手としては、元豊田自動織機で南アの代表キャップも持つエンゲルブレヒトと、直近はウェリントンでプレーしていたカファトル。カファトルは北海道バーバリアンズでプレーしていた経験があるようですね。
エンゲルブレヒトと同じく、SHのペイジも南アの代表経験者で、2015年のワールドカップメンバーでもあります。
二人ともキャップが二桁に達しており、試しに代表に呼んでみたというレベルは超えている選手。
ベン・テオなどもそうですが、1シーズン目のなかなか厳しかったスコッドを思えば、ティア1のキャップを持った選手がサンウルブズでプレーするようになったということは、感慨深いものがあります。
トレーニングスコッドにSHの木村が入っています。TLでプレー経験がある選手がトレーニングスコッドで、大学生の斎藤が正規スコッドというのも妙な気がしますが。トレーニング中に実力が評価されれば、正規スコッドに昇格になるのでしょう。
TLとシーズンが重なった今シーズンは、将来的な代表候補であるとか、国内でプレーしているといった要素を度外視して選手を集めないといけない事情もありますが、意外と経験値が高い選手が集まってきた印象があります。
現在までで発表されたスコッドは、トレーニングスコッドを除いて24名。
あと20名ぐらいは追加になるのでしょうか。
もう少し層を厚くしないと、長いシーズンを戦い抜けそうにはないですが、今回はどんなメンバーが参加するのか予想できないという意味では、今までと違う興味深さがありますね。