トップリーグ2020シーズン チーム別展望⑤(NTTコム)
続いて、こちらも前シーズン5位に躍進したNTTコミュニケーションズシャイニングアークスです。
新加入選手は以下のとおり。
名前 | ポジション | 前所属 |
齊藤 剣 | PR | 明治大学 |
山口 達也 | HO | 立命館大学 |
松尾 将太郎 | SO | 明治大学 |
前田 土芽 | CTB | 筑波大学 |
安田 卓平 | WTB | 同志社大学 |
マルコム・マークス | HO | ライオンズ |
セコナイア・ポール | HO | オタゴ |
ジミー・トゥポウ | LO | ブルーズ |
クリスチャン・リアリーファノ | SO | ブランビーズ |
アンドリース・フィルヨーン | CTB | ボーランド |
山田 章仁 | WTB | パナソニック |
張 容興 | WTB | 韓国国軍 |
シルヴィアン・マフーザ | WTB | ライオンズ |
南ア代表のHOマークス、豪代表のSOリアリーファノの加入で確実に戦力を増しています。特にマークスの馬力は、ほかのチームにとっては大きな脅威になるでしょう。
二列目、三列目を幅広くこなせるトゥポウ、ユーティリティなBKのマフーザも貴重な戦力になりそうです。
今年の新卒選手にどのぐらい出番が与えられるかはわかりませんが、近年着実に新卒を採用してきて、チームの底上げが成されてきた感があります。
会社として情報発信などに熱心で、ラグビーに力を入れているのが伝わってきて、上昇トレンドに乗っているチームだと思います。
CTBマイケルやFB羽野は7人制のオリンピックスコッド、またCTBヘンリーは豪セブンズ代表の経験もある選手ですが、最近日本国籍を取得し、トレーニングスコッドにも入っています。
CTBゲイツはコンディションが整っていればアタック能力の高い選手ですが、BKは全体的に7人制にエントリーする可能性がある海外出身選手を除くと、パワー不足な感があり、CTBにパワーがあるランナーがいてゴリゴリ走ってくるチームに苦戦しそうな気がします。
しかし、全体としては駒が揃っており上位をうかがえるチームです。
移籍したWTB山田はコンディションが整えられるかが微妙な選手ですが、センスのあるランを見たいところです。