2020年シーズンのトップリーグ(TL)の開催時期がスーパーラグビー(SR)と重なったことによって、最も大きく影響を受けたのは当然日本のサンウルブズなわけですが、ほかのSRチームも相当な影響を受けています。
SRではなく、TLでのプレーを選択した選手がかなり多くいるためです。
現時点で、前シーズンSRのスコッドに入っていて、新シーズンはTLでプレーする選手は以下のとおりです。サンウルブズの選手は除いています。
各チームの公式サイトの情報を参考にしていますが、まだチームに合流していない選手も一部いると思われます。
名前 | SR 2019シーズン | TL 2020シーズン |
サンティアゴ・ゴンザレス | Jaguares | サニックス |
デービッド・ポーコック | Brumbies | パナソニック |
マット・ルーカス | Brumbies | リコー |
クリスチャン・リアリーファノ | Brumbies | NTTコム |
ファレヌイ・ハウェラ | Brumbies | クボタ |
チャンス・ペニー | Brumbies | ホンダ |
サミセ・タラカイ | Rebels | サントリー |
サム・ジェフリーズ | Rebels | NEC |
シオネ・トゥイプロトゥ | Rebels | ヤマハ |
マット・マッガーン | Reds | リコー |
サム・ケレビ | Reds | サントリー |
エイダン・トウア | Reds | ホンダ |
バーナード・フォーリー | Waratahs | クボタ |
ジミー・トゥポウ | Blues | NTTコム |
オーガスティン・プル | Blues | 日野 |
セフォ・カウタイ | Chiefs | 神戸製鋼 |
ブロディ・レタリック | Chiefs | 神戸製鋼 |
ジャック・デブラシーニ | Chiefs | 日野 |
スティーブン・ドナルド | Chiefs | NEC |
アタアタ・モエアキオラ | Chiefs | 神戸製鋼 |
ベン・ファネル | Crusaders | リコー |
サム・ホワイトロック | Crusaders | パナソニック |
マット・トッド | Crusaders | 東芝 |
キアラン・リード | Crusaders | トヨタ自動車 |
ティム・ベイトマン | Crusaders | 東芝 |
ライアン・クロッティ | Crusaders | クボタ |
セフ・ファアガセ | Highlanders | キヤノン |
トム・フランクリン | Highlanders | 神戸製鋼 |
ジャクソン・ヘモポ | Highlanders | 三菱重工 |
エリオット・ディクソン | Highlanders | リコー |
リアム・スクワイア | Highlanders | NTTドコモ |
マーティ・バンクス | Highlanders | NTTドコモ |
リチャード・バックマン | Highlanders | 神戸製鋼 |
テビタ・リー | Highlanders | サントリー |
ヘイデン・ベットウェル-カーティス | Hurricanes | 三菱重工 |
サム・ヘンウッド | Hurricanes | NEC |
リチャード・ジャッド | Hurricanes | サントリー |
ジェイソン・ジェンキンス | Bulls | トヨタ自動車 |
RG・スナイマン | Bulls | ホンダ |
ポール・スクーマン | Bulls | ホンダ |
ドウェイン・フェルミューレン | Bulls | クボタ |
ジェシー・クリエル | Bulls | キヤノン |
マルコム・マークス | Lions | NTTコム |
ローレンス・エラスムス | Lions | NTTドコモ |
ロバート・クルーガー | Lions | NTTコム |
クワッガ・スミス | Lions | ヤマハ |
ハロルド・フォスター | Lions | パナソニック |
シルヴィアン・マフーザ | Lions | NTTコム |
ルアン・ボタ | Sharks | クボタ |
コーバス・ファンダイク | Stormers | キヤノン |
ジョシュア・スタンダー | Stormers | サントリー |
ダミアン・デアリエンディ | Stormers | パナソニック |
SP・マレー | Stormers | キヤノン |
長い表になりました。
合計53名です。赤字はワールドカップの各国のスコッドに入っていた選手です。
内訳としては、アルゼンチン1名、オーストラリア12名、ニュージーランド24名、南アフリカ16名です。
全員がチームの中心選手というわけではありませんが、これだけまとまった数がいなくなると、スコッドをつくるのに苦労するチームはあるでしょう。
シニアクラスの選手がごっそり抜けたクルセイダーズ、ハイランダーズあたりの影響は大きいと思います。
これ以外にもヨーロッパに旅立った選手も数多くいるわけです。
新しい傾向としては、アメリカ(MLR)に旅立つ選手も結構います。
SRの新シーズンの展望はあらためて書いてみたいと思います。