トップリーグ2020シーズン チーム別展望⑪(東芝)

次は東芝です。

2018-2019シーズンの順位の順番で展望していますが、名門東芝はこの位置です。

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新加入選手は以下のとおり。

名前 ポジション 前所属
眞壁  照男 PR 立教大学
平田  快笙 HO 大東文化大学
シオネ・ラベマイ LO 拓殖大学
髙橋  昴平 SH 専修大学
巴山  凌輔 CTB 龍谷大学
濵田  将暉 WTB 京都産業大学
桑山  聖生 WTB 早稲田大学
マット・トッド FL クルセイダーズ
ジャック・ストラットン SH カンタベリー
リンドン・ダンシェア LO/No.8 オークランド
トム・パーソンズ LO/FL ホークスベイ
ティム・ベイトマン SO/CTB クルセイダーズ

 

会社の経営が揺れていた影響もあってか、新卒選手の採用が近年控えめでしたが、久々に多くの選手が加入しました。ベテラン選手も多く、世代交代の時期に差し掛かっていることもあるのでしょう。

 

海外出身選手では、ワールドカップ2019のNZ代表にも入っていたFLトッドが一番の大物ですが、NZの選手が多く加入しました。

トッドは前シーズンにパナソニックでプレーしてTLは経験済ですし、新加入の一人CTBベイトマンはコカ・コーラやリコーなど日本でのプレー経験が豊富なため、計算できる貴重な戦力になるでしょう。

 

もともと名門チームであるため、FWもBKにも中堅以上の日本出身選手には地力のある選手が多いチームです。

ワールドカップの日本代表にはFLのリーチ、徳永が選出されています。

PR浅原は日野に移籍しましたが、PR三上やLO梶川も健在。(LO大野均ちゃんも!)LO小瀧も老け込むような年ではなく、2023年に向けて奮起したいシーズンです。

 

怪我がちなリーチもそうですが、元オールブラックスのCTBカフイあたりがコンディションを整えてシーズンを過ごせるかどうかが、チーム力を左右しそうです。

 

前シーズンは、特別枠の拡大もあって他チームのFWの力があがったところに、伝統のFW勝負にこだわって苦戦した感がありました。

新たなシーズンは、元オールブラックスのトッド・ブラックアダーがHCに就任しました。どのようなチームをつくるか、注目したいところです。