トップリーグ2020 第1節 感想①(パナソニックVSクボタ)

開幕節は全チームを一通りチェックしようと思い、トップリーグ第1節の全8試合を見てみました。

簡単に感想を記してみたいと思います。

 

花園やレベスタの観客の入りはやや寂しかったですが、ほかの会場は概ね満員で、スタートとしては上々ではないかと感じました。

 

新加入選手を多く起用したチームほど、連携面がやはり未成熟だったという印象です。チーム合流が12月というような選手も少なくなかったため致し方ないところがあり、今シーズンは総当たり戦で長いので、これから全体のレベルは向上していくでしょう。

 

さて、まずはパナソニックVSクボタです。

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この試合は大差がつきましたが、スコアほどの実力差ではないように思いました。

 

パナソニックカウンターアタックはさすがの切れ味で、11福岡は別次元の実力を見せつけました。

このチームは常に固いディフェンスからカウンターを狙うスタイルですが、福岡が7人制に抜けたあと、トライの形をつくるのにちょっと苦戦しそうな気もします。

ディーンズHCも当然攻撃のアイディアは準備しているものとは思いますが。

 

クボタは、連携面に課題がありました。大観衆に慣れていない、代表経験のない日本人選手がやや浮足立っているような印象でした。

5ボタは昨シーズンもプレーしていたものの、英プレミアシップのプレーから合流して間もないですし、13クロッティの合流も12月に入ってからです。

スクラムは悪くなかったと思いますし、連携の精度が上がって、チーム力が向上してくるのはこれからでしょうね。