第2節の登録選手が出揃いましたので、開幕節と今節のスターティングメンバーの変化を以下にまとめてみました。
左が第1節、右が第2節です。
登録の背番号での比較なので、ポジションを変えて連続出場という選手も混ざっています。
変更点について感想を記します。
三菱重工 | キヤノン | ||||
川俣 直樹 | 1 | 細田 隼都 | 庭井 祐輔 | 2 | 金子 大介 |
川上 剛右 | 14 | レポロテビタ | |||
井口 剛志 | 15 | 青木 和也 |
三菱重工は、14レポロが先発。パワー感は増しました。
キヤノンの2の変更は、庭井が前節怪我で交代したので、コンディションの事情かと思います。前節の試合展開が冴えなかったので、もう少しメンバーを変えてくるかと思いましたが、最低限の変更で臨んできました。
サントリー | NTTコム | ||||
小林 航 | 5 | トム・サベッジ | 庵奥 翔太 | 1 | セコナイア・ポール |
ジョーダン・スマイラー | 6 | 飯野 晃司 | レイルアマーフィー | 3 | 三宮 累 |
西川 征克 | 7 | ショーン・マクマーン | ジミー・トゥポウ | 4 | 中島 進護 |
マット・ギタウ | 10 | 田村 煕 | 佐藤 大樹 | 5 | ジミー・トゥポウ |
尾崎 晟也 | 14 | 中鶴 隆彰 | 鶴谷 昌隆 | 6 | 牧野内 翔馬 |
鶴田 諒 | 9 | 湯本 睦 |
サントリーは、主にFWの構成を変えてきました。他国代表経験ありの外国籍選手では、ギタウに代えてマクマーンが先発。ギタウはリザーブからのスタートです。
NTTコムもFWの構成を変えてきました。戦術には大きな変更はなさそうです。
ヤマハ発動機 | 神戸製鋼 | ||||
サム・グリーン | 10 | 清原 祥 | アンダーソンフレイザー | 14 | アタアタ・モエアキオラ |
小林 広人 | 13 | 鹿尾 貫太 | |||
伊東 力 | 14 | 矢富 洋則 | |||
五郎丸 歩 | 15 | サム・グリーン |
ヤマハは、BKの構成を変えてきました。最初の発表時は変更がなかったように思ったので、コンディションの都合かもしれません。
神戸製鋼は、アンダーソンに代えてモエアキオラという軽微な調整です。
トヨタ自動車 | パナソニック | ||||
彦坂 圭克 | 2 | 加藤 竜聖 | 変更なし | ||
木津 悠輔 | 3 | 淺岡 俊亮 |
パナソニックは変更なし。
トヨタはフロントローの変更。リザーブの構成は変えてきました。前回入っていた2m弱の20シンに加え、今回は2m超の19ジェンキンスがリザーブ入り。22スワートも馬力を活かした走力がある選手なので、後半パワー勝負のシチュエーションがあるかもしれません。
NEC | 日野 | ||||
瀧澤 直 | 1 | 前島 利明 | 長野 正和 | 1 | 久富 雄一 |
土井 貴弘 | 3 | 瀧澤 直 | パウリアシ・マヌ | 3 | 浅原 拓真 |
細田 佳也 | 4 | サム・ジェフリーズ | 村田 毅 | 4 | リアキ・モリ |
サム・ジェフリーズ | 5 | サナイラ・ワクァ | オーガスティン・プル | 9 | 橋本 法史 |
サナイラ・ワクァ | 6 | サム・ヘンウッド | ジャック・デブラシーニ | 10 | クリップスヘイデン |
サム・ヘンウッド | 8 | ハパクキ・リアヴァア | トンガモセセ | 12 | オーガスティン・プル |
山田 啓介 | 9 | 木村 友憲 | ギリース・カカ | 15 | ジャック・デブラシーニ |
亀山 宏大 | 10 | ティム・オマリー | |||
ロラギ・ビシニア | 13 | マリティノ・ネマニ |
前節でともに敗れたNEC、日野の双方とも大きくメンバーを変えています。
NECは外国人枠をフルに使ってきました。二列目、三列目は7を除いて海外出身選手で固め、パワー重視できた印象。10オマリーはTL公式戦初出場でゲームメイクに注目したいところ。
日野は、サンウルブズ初期メンバーの4モリが入り、FWのサイズとパワーが増しました。日本国籍を取得したクリップスは10で初先発。プルが9から12、デブラシーニが10から15にスライドし、BKが機能するかという点に注目ですね。
東芝 | NTTドコモ | ||||
小瀧 尚弘 | 5 | シオネ・ラベマイ | 西川 和眞 | 1 | 岡部 瞬 |
シオネ・ラベマイ | 6 | リーチマイケル | 牛原 寛章 | 2 | 吉田 伸介 |
マット・トッド | 7 | 李 聖彰 | 李 智栄 | 7 | 衞藤 陽介 |
リーチマイケル | 8 | 徳永 祥尭 | 浜野 達也 | 9 | 秦 一平 |
小川 高廣 | 9 | ジャック・ストラットン | 山本 貫太 | 11 | 小林 正旗 |
ジャック・ストラットン | 10 | 中尾 隼太 | パエアミフィポセチ | 12 | サミソ二・トゥア |
豊島 翔平 | 15 | コンラッド・バンワイク | 金 勇輝 | 13 | パエアミフィポセチ |
小林 正旗 | 14 | 藏田 知浩 | |||
リアン・フィルヨーン | 15 | 山本 貫太 |
東芝とNTTドコモは、ともに前節勝ちましたが、入れ替えてきました。
東芝は、ローテーションもあるのかもしれませんが、前節で動きがよかったトッドと小川を外してきました。徳永とバイワイクが初先発。
NTTドコモも様々なポジションをいじってきました。軽快な動きを見せていた小兵SHの9秦が先発。
Honda | クボタ | ||||
変更なし | 羅 官榮 | 1 | 海士 広大 | ||
松波 昭哉 | 3 | 北川 賢吾 | |||
デーヴィッド・ブルブリング | 4 | 金 昊範 | |||
ドゥエイン・フェルミューレン | 8 | ファウルア・マキシ | |||
川向 瑛 | 10 | バーナード・フォーリー | |||
岩佐 賢人 | 14 | 近藤 英人 |
前節で快勝したHondaは変更なし。
一方、黒星スタートとなったクボタは、大幅に入れ替えてきました。
他国代表経験ありの外国籍選手の先発をフェルミューレンからフォーリーに代えてきました。前節ではフォーリーに交代してからボールが動くようになったので、この方がチームに合うのかもしれません。後半途中からフェルミューレンが出てきたら相手は嫌でしょうね。
サニックス | リコー | ||||
福坪 龍一郎 | 4 | ジェームス・ムーア | 森 雄基 | 2 | 小池 一宏 |
濱里 祐介 | 6 | 金堂 礼 | 柴田 和宏 | 3 | 大川 創太郎 |
ジョニーマファライ・トリ | 14 | 高野 恭二 | ロトアヘアポヒヴァ大和 | 4 | ジェイコブ・スキーン |
デーモン・レエスアス | 5 | ロトアヘアポヒヴァ大和 | |||
ベリック・バーンズ | 10 | マット・マッガーン | |||
アマト・ファカタヴァ | 11 | キーガン・ファリア | |||
濱野 大輔 | 12 | ベリック・バーンズ | |||
松本 悠介 | 13 | 濱野 大輔 | |||
小松 大祐 | 14 | 渡邊 昌紀 |
サニックスは、キャプテンの福坪が出場停止の影響もあるでしょうが、日本代表の4ムーアが初先発。BKの特別枠をFWに回し、LOのサイズとパワーは維持した構成で臨んできました。
リコーは、前節の出来がよくなかったこともあってか、かなり入れ替えてきました。
バーンズが12のCTBに移り、マッガーンが10で初先発。攻撃が機能するかに注目です。
総当たり戦で試合数も増え、試合自体の強度も上がっているので、シーズン通して同じメンバーで戦い続けるのは不可能でしょう。
メンバー構成を大きく変えたチーム、あまり変えなかったチーム。
それぞれに指揮官の意図があるはずなので、そうした点に注目して第2節を観戦するのも面白いと思います。