サンウルブズ ROUND1 感想

サンウルブズ2020シーズンの開幕戦、福岡での対レベルズ戦は、36対27のスコアで勝利しました。

 

アタックである程度の見せ場はつくれると思っていましたが、勝つとは正直思っていませんでした。

レベルズの不出来に助けられたところもあるものの、序盤に自分たちの得意とする形で得点することができ、波に乗れたのが良かったように思います。

 

自分たちの目指すスタイルは早くも統一できている感じがありました。試合前に複数のチーム関係者のコメントにありましたが、仕上がりが過去のシーズンよりも早いというのはその通りなのかもしれません。

日本のチームが初めてという選手も多いですが、経験値が高い選手が多いので、理解も早いのかもしれません。

 

セットプレーや組織的なディフェンスは改善の余地が多々ありますが、このあたりは試合を重ねるにつれて改善していくところであり、始動から4週間という状況なのでいたしかたないところではあります。

 

レベルズのアタックは、ハーフバック団の連携が未成熟で、それほどの怖さがなかったこともあって、サンウルブズの個人のタックルでほとんど防げていました。

BKの個々の能力が高い選手に個人技で崩されるシーンは何回かありましたが、組織の連携がより成熟すれば改善すると期待できます。

 

来週はBYE WEEKでお休みですが、怪我の回復やコンディションの調整、この試合でできたところとできなかったところの確認に時間があてられるので、急増チームとしては都合が良いかもしれません。

 

勝敗のことはひとまず置いておくとしても、サンウルブズが築いてきたボールを素早く動かすアタック、粘り強いボールハンティングは、今シーズンも楽しめると期待してよさそうです。