2月15日、東京・秩父宮ラグビー場で開催される、対チーフス戦のメンバーが発表されました。
秩父宮での今季初戦です。
サンウルブズは、初戦から先発の変更は6のジェイコブソンと9の齋藤のみ。両者とも初戦はリザーブで試合には出場済です。
リザーブで入った20ツポウと21木村は出場すればSRデビュー。16のマアフも出場すればデビューですね。
チーム状態がよいときはメンバーは変えないのが鉄則ですが、サンウルブズも大きくは変えてきませんでした。
初戦で動きのよかったSHペイジはやはり怪我の影響なのでしょうね。チーム練習中の写真に姿があったので、おそらく大事ではなかったのでしょうが。
対するチーフスは、FLサム・ケイン、CTBアントン・レイナートブラウン、SOクルーデンあたりは休養で来日していません。
ワールドカップのNZ代表のスコッドに入っていたのは、3アトゥ・モリ、9ブラッド・ウェバーのみ。いずれも主力の扱いではありませんでしたが。
怪我でワールドカップ出場を逃した、スターのダミアン・マッケンジーはFBとして登場。昨シーズン、サンウルブズがアウェイで勝利した試合では10の位置で出場していましたね。
チーフスは、カナダ代表主将の4アードロン、元キヤノン、NECで日本でもおなじみの6トムソンなど、経験値の高い選手もいますが、全体に若い。
先発15人中9名が20代前半(マッケンジーもまだ24歳!)。特にBKはSHのウェバー以外は全員20代前半です。
年齢や経験値がすべてではないのは当然ですが、チームの出来が悪かったとはいえBKにワラビーズの面々が並んでいたレベルズに勝ったサンウルブズが、簡単に負けてよい相手だとも思えません。
特に試合登録された3名の大学生は、同世代の選手たちがどのレベルにあるか、よく見極めて学んでほしいと思います。
SH齋藤が初めてプレーした初戦はチームの流れがよく、残り20分からの登場だったので勢いのまま乗り切れた感がありますが、初めての先発になるこの試合は、初めての試練になるかもしれません。
チーフスも経験値の低い彼を狙ってくるでしょうし、対面のSHはランスキルが抜群の選手です。
レベルズ戦のように試合の入りがうまくできれば、いい試合ができると期待しています。