サンウルブズ ROUND4 感想

ROUND4、レベルズとのアウェー戦は、5対64で敗れました。

 

このような大敗のときは、あまり書くことも思い浮かばないのですが、簡単に記してみます。


今季初めてのアウェーの試合。

過去2試合ある程度チームは機能できていたと考えますが、急造チームであることは否めないところで、シーズンのどこかで大敗は経験するだろうと思ってはいました。

そして3戦目でその機会が訪れたということです。

 

北半球から南半球に移動してコンディション的にも難しい面があったかもしれませんが、試合の入り方に失敗し、波に乗れない まま何か挽回しようと思って焦り、空転して噛み合わないまま80分が経った、というような試合でした。
前半に早めにスコアしておけば、勝利は難しかったがもう少し違った展開があったかもしれないとは思うものの、まあ、たらればですね。

 

個々の選手のスキルの問題、判断ミスも色々とあったと思います。
それをあげつらってみても、急に選手の力量が上がるわけでもなく、別の選手を加えられる状況でもなく、あまり有意義ではない気がします。

 

そのなかであえて若い選手について触れてみると、齋藤とフィフィタはこの2試合である程度は手ごたえもつかんでいたかと思い ますが、アウェーの試合で厳しいレッスンを受けました。
このレベルの洗礼は、大学ではまず味わえないし、おそらくTLでも経験できません。

ポテンシャル的には、間違いなく次代のジャパンを担うべき選手。貴重な経験を糧にしてほしいと思います。

 

選手間の連携の不備は、過去2試合でもそこかしこで見られましたが、初めてのアウェーの試合において、ディフェンスする時間が長い試合となり、連携のまずさが顕著に現れたということなのだろうと思います。

 

前向きなことを書いてみると、過去のシーズンでも大敗の後に雨降って地固まるではないですが、敗因を振り返って連携面が改善されたということもありました。

 

怪我人も出たなかで、豪州のブリスベンからNZのネーピアに移動してのハリケーンズ戦はコンディション的にも苦しいとは思いますが、気持ちを切り替えて次戦に臨んでほしいと思います。