2020 SUPER RUGBY ROUND5 全体感想

ROUND5の結果は、このようになりました。 

 

ワラターズがホームでライオンズに勝ち、今シーズン初勝利。

ストーマーズがホームでブルズに敗れ、初めての敗戦。

ブルズはホームでハグアレスに敗れて、未だ勝ち星なし。

 

結果、全勝のチームはなくなり、勝利がないのはブルズのみとなりました。

 

以前に豪州勢は戦力ダウンで厳しい状況というようなことを書きましたが、レベルズとワラターズはそれぞれ持ち味が出てきて、調子を上げてきそうな気配があります。

 ただ、客足は相変わらずさびしい感じなんですよね。

 

ハイランダーズは攻めてはいても取り切れない。

 BKではベン・スミスやナホロのようなオールブラックス級が欧州へ。マット・ファデスも欧州へ。テビタ・リーやリチャード・バックマンあたりも日本に来ていたりしますから、台所事情はNZのチームのなかではやはり一番苦しい。

 

ブルズはディフェンスの安定感がない感じを受けます。オフェンスがそこまで悪いわけではないがディフェンスが脆すぎて勝ちきれない。 

南ア勢は、上位のストーマーズ、シャークスと、下位のライオンズ、ブルズに今のところ明暗がくっきり分かれていますね。

 

 次節は、ブルズがホームにハイランダーズを迎えます。また、 ライオンズは、調子が上向き傾向のレベルズとのアウェイ戦に挑みます。

どちらが上向くためのきっかけをつかめるか。実力差がそれほどないと思われるチーム同士。中盤以降の行方を占う意味で重要な試合になりそうな気がします。