少々前のことになりますが3月9日、トップリーグの3/14,15の第9節、3/21,22の第7節、3/28,29の第10節の計3節が休止になることが発表されました。
この発表に関しての違和感は、新型コロナウイルスの感染拡大の影響であることは誰しもわかっているのに、その点には触れず、日野レッドドルフィンズ所属の選手が違法薬物使用容疑で逮捕されたことで、コンプライアンス教育を徹底するため試合の開催を休止する、としていることです。
昨年トヨタでも同様の事例があり、協会がきわめて深刻に受け止めていることは理解できます。
ただ、NPBやJリーグで同じことがあったときに、同じ判断を下すのかどうか。
プロ契約の選手の個人の責任に帰結する問題をリーグ全体に転嫁する。悪しき事例をつくってしまった感が否めません。
プロフェッショナルではない、私企業の部活の集合体であるリーグの限界と捉えたら言いすぎなのかもしれませんが。
新型コロナウイルスの影響と素直に言えばいいものを、一選手・一チームへの制裁と都合よく混ぜてしまったことが率直に言って気味が悪いと感じました。