サンウルブズ ROUND7 感想

ブリスベンで行われたROUND7のクルセイダーズ戦は、14対49で敗れました。

  

前半は7対21、後半に入ってからも55分まで14対21と粘りは見せたのですが、選手が交代したり、疲労が溜まってきたりといったなかで、終盤に失トライを重ねて、突き放されました。

特に67分に相手がレッドカードで一人減り、その直後イエローカードも出て、2人多い状況もあったものの、2トライを奪われたのには脱力感に苛まれますね。

 

前半は8だったミスタックルが、試合終了時には40。スタッツに表れる数字がすべてではないとはいえ、これだけミスタックルがあっては試合にならない。

若手メンバーの多いクルセイダーズがやや不出来だったこともあってか、前半はディフェンスで粘りを見せました。大敗が続くなか、意地を見せようと、タックルにも気持ちが入った選手が多かったように思います。


ただ、その戦いが80分間維持できない。
トライを取り切れずカウンターを食らうなど、自分たちのペースで戦えないから、終盤に疲労が溜まってきてしまうのでしょうね。

 

過去にも書きましたが、日本国内でしかプレー経験がない選手のディフェンスが軽いなあと。
大学やTLではしっかり腰が入っていないタックルでも何とかなってきたかもしれませんが、SRレベルのランナーが相手では止められません。


アタックでいくら光る部分があったとしても、低く突き刺さるようなタックルができない選手がインターナショナルのレベルに辿り着くことは残念ながらないように思います。

 今シーズンの経験が、意識が変わるきっかけになることを願うばかりです。