トップリーグ退団選手 雑感

ラグビーの試合もなく、また在宅や出勤の繰り返しでバタバタしていたこともあって、だいぶ間が空いてしまいましたが、選手の動向について諸々情報も出てきたので、感想を記したいと思います。

 

4月以降、各チームから少しずつ退団選手の発表が出てきました。

NECグリーンロケッツ、2019年度 勇退選手およびスタッフのお知らせ|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト

サントリーサンゴリアス、勇退選手のお知らせ|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト

ヤマハ発動機ジュビロ、退団選手のお知らせ|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト

リコーブラックラムズ、2019年度 退団選手・スタッフのお知らせ|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト

キヤノンイーグルス、退団選手・スタッフのお知らせ|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト

Honda HEAT、2019年度 勇退選手及び退任スタッフのお知らせ|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト

 

一番大きなニュースは、レメキのホンダ退団でしょうね。

オリンピックを見据えてセブンズに専念できる環境を求めた、というような報道もありましたが、どうなのか。小さなお子さんもいるので、考えなしに決断したわけはないと思いますが、このような状況下で新たな環境に移りたかったということなのかもしれません。

WTBとしてのインパクトは国内トップクラスの選手。新天地に注目です。

 

寂しいのは、リコーに所属していたベリック・バーンズの現役引退。

長期の怪我から復帰し、パナソニックから所属を移しての新シーズンでしたが、なかなか本領発揮とまではいかないまま、シーズン終了となってしまいました。

いつラグビーができる環境に戻るか見通せないなか、自身の身体の限界、家族の事情など色々なことを熟慮したうえでの決断だと思いますが、このような中途半端なシーズンで名手のキャリアが終わってしまうのは寂しいですね。

 

思い半ばで選手としてのキャリアを終えるのは多くの社員選手も同様。

トップ選手としての将来がそう長くはないと感じていたなかで決断をした選手が多いとは思いますが、シーズンが終わり切らないなかでの引退は心残りはあるでしょう。

未練を残しながらもいつ練習、プレーができるか見通せないなかで、現役引退の判断を下さなければならない状況は、企業に雇用される選手が多い日本ラグビー特有の事情もあるかもしれません。

 

退団した海外出身選手は、家族の事情なども考慮して帰国を決めた選手もいると思いますが、また日本でプレーする選手もいるでしょうね。

 

また情報が増えてきたら書いてみたいと思います。