TLの外国籍選手の扱いの件
日本ラグビー協会は、日本国籍を持つが他国代表経験がある外国出身選手については外国籍扱いとし、試合への出場制限をする現規約を変更しない、と表明しました。
ラグビーリパブリックの記事がまとまっているので、リンクしておきます。
想像した通りの展開ですが、残念ながらお役所的な対応だと感じますね。
太田チェアマンが「2020年度シーズンの各チームの採用は終わっているから」と話した、とのことですが、この件は少なくとも春には懸案にあがっていたと思います。
次のシーズンが来年の1月に始まることも既定路線のようになっているものの、まだ試合日程は正式には発表されていません。そのなかで、日程的なことを理由にするのは、問題意識が希薄で、誠実ではない印象を受けます。
スポーツというエンターテイメントを扱う組織とは思えない対応であるのが残念です。
新リーグに向けては、規約の見直しを検討するとのことですが、日本ラグビーのエンタメ性、競技力を高められるフォーマットをまとめてほしいところです。