アルゼンチン代表、ロスプーマスが、11月14日、
30回目の挑戦での初勝利。
オールブラックスに勝利した7番目の国になりました。
正直なところ、この一戦は結果はともかく、アルゼンチンがテストマッチの舞台に復帰したことを祝う試合になるだろうと考えていました。
アルゼンチンもワールドカップで2回ベスト4に進んだ実績のある
コロナ禍で、国内をベースにした選手は、
アルゼンチンからウルグアイを経て遠征している選手も、 フランスやイングランドのクラブから参加している選手も、 豪州入国時に自主隔離しており、 すでにテストマッチを4試合戦っているオールブラックスとのコンデ ィションの違いは歴然のはずでした。
しかもオールブラックスは前節で豪州に負けており、 ベストメンバーの必勝体制を組んできていました。
以上がこのタイミングで勝つとは思わなかったという理由です。
幸運が味方してたまたま勝ったというわけでなく、 相手の持ち味を発揮させず、地力で圧倒したような試合内容にも驚かされました。
出場した選手は皆出来が良かったと思いますが、キャプテンのFLパブロ・マテーラほか、二列目、三列目の選手の充実ぶりが目を引きました。FLクレーメルのタックル回数は脅威の28!