1月16日開幕のトップリーグ2021。
新加入選手の情報を中心に各チームの戦力を見ていきたいと思います。
ファーストステージは16チームをレッドとホワイトの二つのカンファレンスに分けて、カンファレンス内総当たりで7試合が行われますが、ここではレッドカンファレンスのチームから順に紹介していきます。
まずは、サントリーサンゴリアス。
名前 | ポジション | 前所属 |
中野 幹 | PR | 東海大 |
ハリー・ホッキングス | LO | レッズ |
齋藤 直人 | SH | 早稲田大(サンウルブズ) |
ボーデン・バレット | SO/FB | ブルーズ |
中野 将伍 | CTB | 早稲田大(サンウルブズ) |
オールブラックスのスター、ボーデン・バレットの加入が一番の目玉ではあるものの、超大学級の選手といえるSH齋藤、CTB中野の加入も大いに注目されます。
両者とも、参加したサンウルブズの2020シーズンが途中で中止になったことで消化不良だったとは思いますが、SRの経験をうまく昇華させたプレーを見たいところ。
ポジション争いが厳しいチームですが、このチームで存在感を見せられれば、今後の日本代表召集も現実的になってきます。
バレットは記者会見では10番のユニフォームを着ていましたので、SOでの起用が既定路線なのでしょうが、チーム状況によってはFBでの起用もあるでしょう。
普通の相手ではどちらで起用してもさほどの差がないのが実情と思われるものの、松島の移籍によって、強豪相手に最後のトライを取り切るプレーで苦戦する可能性もあります。
この世界的名手をどう活かすかも注目されるところです。
このチームは各ポジションに選択肢が多く、日本人も外国人枠(カテゴリD)、特別枠(カテゴリB)も層が厚いので、レッドカンファレンス内で苦戦することはあまりないように思います。