トップリーグ2021 第6節 登録選手所感①

4月3日(土)実施の4試合のメンバーが発表になりましたので、感想を。

2021年度新卒入団の選手は、この節から起用可能ですので、誰がデビューを果たすかも注目ですね。

 

トップリーグ2021リーグ戦 NTTコミュニケーションズシャイニングアークス 対 宗像サニックスブルース 出場選手一覧|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト
NTTコムでは、休養かもしれませんがSHレイドローはメンバー外。久々に10にスミスが入っています。両WTBと両CTBはこのところ固定されていて、コンビネーションも上がってきました。走力のあるCTBがボールを運び、それでできた相手ディフェンスの綻びを活かすアタックが東芝戦で効いていたように思いますので、サニックスは十分なケアが必要かと。

サニックスは怪我人も多くてメンバーがなかなか揃わず苦しいですが、ブレイクダウンで圧力をかけて速攻をさせないようにしたいところです。

 

トップリーグ2021リーグ戦 三菱重工相模原ダイナボアーズ 対 トヨタ自動車ヴェルブリッツ 出場選手一覧|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト

三菱重工は、12ウィルソンが初戦以来の登場。ゲームの組み立てが得意なタイプの選手ですので、攻撃のバリエーションが増えることに期待です。タックラー武者は持ち味を出せるか。共同主将の土佐はリザーブから出番をうかがいます。

トヨタは、レフェリーとの二足の草鞋をはく滑川が先発SHで登場。リザーブの福田も今シーズン初起用ではないかと。外国籍の選手を何人かローテーションしてきて、ファルコンが10、ローレンスが12に。リザーブのLOホロウェイは出場すれば、TLデビューですね。

 

トップリーグ2021リーグ戦 ヤマハ発動機ジュビロ 対 NTTドコモレッドハリケーンズ 出場選手一覧|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト

ヤマハは、PRをベテランに戻し、五郎丸もFBで先発です。SH矢富は不在。次戦はパナソニックで、現状を考えるとなかなか厳しそうなので、ヤマハにとっては勝ちに行きたい試合だろうと思います。

NTTドコモは、前節に引き続き外国籍選手枠は、9ペレナラと11マピンピのコンビ。前節は最終的には勝利を手にしたものの、やや集中を欠いたような試合でしたので、調子を戻してくるかが注目されます。

 

トップリーグ2021リーグ戦 サントリーサンゴリアス 対 クボタスピアーズ 出場選手一覧|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト

サントリーは、コンディションかローテーションかわかりませんが、テビタ・タタフとツイ・ヘンドリックは不在。対するクボタが、HOマークスがいるのに加え、4から8まで海外出身選手を並べてきましたので、FWがパワー不足に見える点がゲームにどう影響するか注目されます。

クボタでは、リザーブ天理大学から入団したSH藤原が控えています。TLでは同期選手より一足先にデビューという可能性が高そうです。

前述のようにかなりパワーのあるメンバーを揃えてきました。セットプレーで優位に立つ狙いがあると思います。

 

https://www.rugby.or.jp/files/document/1059-3.pdf

TCLの順位決定戦も土曜に行われますが、天理大学出身の近鉄フィフィタが、豊田自動織機との首位決定戦でCTBで先発に入っています。

キックオフの時間は先に紹介したサントリー・クボタ戦と同じ14時ですので、TCLも含めれば2021年度新卒組では彼がデビュー一番乗りとなりそうです。日本航空石川時代からの友人藤原と同じ日のデビューとなりそうなのも面白いですね。