トップリーグ2021 第6節 登録選手所感②

4月4日(日)に行われる残りの4試合です。

 

トップリーグ2021リーグ戦 Honda HEAT 対 東芝ブレイブルーパス 出場選手一覧|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト

調子が上がらないHondaと東芝の対戦。

Hondaでは怪我の影響か、左PR具が不在で、バッソンが先発です。
FWを活かしたボールキャリーはある程度できると思いますが、チャンスで仕留めきれるか。またディシプリンが欠如しがちなことろをコントロールしないと勝利は遠そうです。

一方、ボールを動かされるとディフェンスが崩壊しがちな東芝。正直なところ、HondaのBKのアタックはそこまでの脅威はないと思いますが、ディフェンスが集中できるかがポイントですね。桑山兄弟が揃って先発。天理大学をこの春卒業した、SO松永がリザーブに入っていますね。

チーム事情にもよるのでそれほどの意味はないかもしれませんが、今年度新卒のTL初出場を競うレースは天理組が優勢のようです。

 

トップリーグ2021リーグ戦 NECグリーンロケッツ 対 リコーブラックラムズ 出場選手一覧|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト

初勝利を目指すNECと、順位を考えると落としたくないリコーの一戦。
正直NECのメンバーは代わり映えしませんが、失点をどれだけ抑えられるかがポイントでしょうか。

リコーは、先発選手や起用ポジションを試合によって少しずつ変えていると印象。2年目に入ったCTB栗原は出場すればTLデビューかと思います。

 

トップリーグ2021リーグ戦 神戸製鋼コベルコスティーラーズ 対 パナソニック ワイルドナイツ 出場選手一覧|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト

前日のサントリー・クボタ戦もレッドカンファレンスの首位争いのうえで重要な試合ですが、このカードは間違いなくホワイトカンファレンスの頂上決戦ということになります。

神戸製鋼は、No8ナエアタは出場停止中ですが、組めるベストメンバーということかと思います。トライを取り切る力は間違いなくリーグトップクラスかと思いますが、失点も少なくないので、速攻が鋭いパナソニック相手にどのような戦い方で進めるかが注目ですね。SOクルーデンが久々にベンチに入っています。

一方のパナソニックはほとんど固定メンバーですが、前節に引き続きベテランのヒーナンがLOに入っています。神戸製鋼の自在のアタックを止めるには、CTBのパークス、ライリーあたりが忙しくなりそうな気がします。

 

第6節「日野レッドドルフィンズ vs キヤノンイーグルス」開催中止のお知らせ|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト
日曜の残りの一試合、日野とキヤノンの対戦は、日野に新型コロナウイルス感染症陽性者1名が出たということで中止となりました。代替試合もなく、規定により勝ち点2ずつを分け合う形になります。

メンバーを発表した後に中止のお知らせが出たのが謎です。リーグはどういうマネジメントをしているのかと思いますね。

また、感染の影響範囲を確定できないのであれば、定期的に一斉検査を行う意味もないような気がします。回数をもっと増やさないと実質的な意味はないのでしょうね。

日野は実質ドタキャンのようなもので、感染の影響範囲もわからないというお粗末な運営ですので、規定は変わらないでしょうが、勝ち点2を与えるのはフェアではない気がします。