サニックスから退団、パナソニックから入団の発表がありました。
宗像サニックスブルース、退団選手およびスタッフのお知らせ|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト
パナソニック ワイルドナイツ、2021年度 新加入選手(追加)のお知らせ|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト
活動縮小の報道があったサニックスは13名の退団。
現在ジャパンで遠征中のムーアなど、最後のTLシーズンに主力としてプレーしていた選手も多く、新リーグに向けてどこまでチーム強化が図られるのかさえわかりませんが、解体的出発ということになりそうです。
一方のパナソニックには、そのサニックスを退団し、怪我で離脱してしまいましたが代表候補にも入っていたNZ人のマーク・アボット(元サンウルブズ)が加入。早々に所属先が見つかってよかったですね。
残りの2名もSR経験が豊富なNZ人です。パナソニックは豪州出身者の印象が強いチームでしたが、新たなシーズンではNZの色も濃くなりそうです。
特にFLのラクラン・ボーシェーは、オールブラックスにきわめて近いとされていた選手。
26歳の彼の日本行きの決断は、NZでも話題になっているようです。
オープンサイドFLとして、特に突破力を重視したいフォスターHCのコンセプトと合致しなかったようですが、ジャッカルの能力は世界でも屈指と思われます。本人も大いに悩んだ末の決断だと思いますので、日本での活躍が楽しみですね。
その新リーグは6月にレギュレーションが発表される予定と言われていて、いまだ進捗がありませんが、ヤマハを母体として静岡に新たに起ち上がる静岡ブルーレヴズの新社長・山谷氏のインタビューによると、Aカテゴリー(特別枠)の枠は従来より広がるとのこと。
代表歴がなくても、それに限りなく近い選手がいるチームは、さらに有利に戦えそうです。