ディビジョン2 戦力分析

ディビジョン2の6チームの戦力分析です。

 

シーウェイブス

日本代表歴および代表資格のある選手はいないように思います。

海外出身の選手はスコッドのうえでは様々なポジションに在籍していますが、日本人選手の選手層も厚くないので、どこのポジションに枠を使うか、おそらくシーズンが始まってからも試行錯誤がある気はします。

日本人選手はサイズのある選手が少ないため、二列目、三列目に海外出身選手の選手を多めに配置したくなりますが、そうするとBKもパンチが不足しそうで難しいところです。

戦力面だけで考えると、スカイアクティブズと6位争いをすることになるかと思います。

 

ライナーズ

11月の代表欧州遠征に参加したCTBフィフィタと、怪我をして離脱してしまったもののメンバーに選出されていたFBマシレワの2名が自由に起用できるのは、このカテゴリーではかなり有利だと思います。

FLセル、FLツポウ、CTBステイリン、CTBトゥキリは日本国籍をもつ選手。みんなセブンズ代表のキャリアももっていますね。

このようなわけで、このチームはSHゲニア、SOクーパーというゴールデンコンビを同時起用しつつ、二列目、三列目やBK各所に馬力のある海外出身選手を使うこともできる恵まれた環境にあります。単純な戦力的にはこのカテゴリーでは優勝候補ではないでしょうか。

まあ、ゲニアとクーパーに頼りっぱなしでは彼らの不在時に困るので、ほかの選手も起用して育てながら試合を重ねた方がよいとは思いますが。

 

レッドドルフィンズ

このチームも、No8パーカー、SOクリップスなど、日本国籍をもつ海外出身の選手が複数いるチーム。

新加入のWTBリリダムはセブンズの日本代表歴をもっていますね。

新加入の選手も多く、選手層としては厚くなりましたが、どのポジションで起用すると総合力として効果的かどうかは試行錯誤が必要でしょう。

アジア枠がなくなったことは、LOクリシュナンが使いづらくなって痛い気がしますね。

 

スカイアクティブズ

トップチャレンジリーグ最後のシーズンでボトムから2番目だったチームがベースになるため、戦力的には厳しいものがあります。

15人制、7人制の日本代表歴があって、特別枠であった選手はいません。プラスαの起用ができるのは、日本国籍をもつLOミロデビッドぐらいですかね。

純粋に戦力面だけで考えると、入替戦を戦うことになる可能性が高いと思いますが、上から2番目のカテゴリーに入ったことを活かして頑張ってほしいと思います。

 

ヒート

15人制、7人制の日本代表歴があって、特別枠であった選手はおそらくいません。

しかし、LOロバーツ(東海大)、FLカイポウリ(日本文理大)は、日本の4年制大学を卒業し、かつホンダの社員選手だそうなので、間違いなく代表資格は満たしていると思われます。

CTBノックスは日本でのプレー歴は通算するとかなり長いですが、ずっと国内にいたかどうかはわかりません。

海外出身選手の数はさほど多くないですが、経験値が高い選手は多いように思います。また、このチームはこのカテゴリーとしては日本人選手にポテンシャルのある選手が多いように思うので、戦い方次第で上位争いをする可能性は高い気がします。

 

ダイナボアーズ

15人制、7人制の日本代表歴があって、特別枠であった選手はおそらくいないと思いますが、もともと日本国籍をもつ海外出身選手が多いチーム。

個人経歴は詳しくはわかりませんが、立正大学出身のWTBアライアサ、日本でのキャリアが長いWTBポルトリッジあたりは代表資格があってもおかしくない気はします。

CTBリトルがいるかどうかでアタックの勢いが目に見えて違うチームですが、元オールブラックスのSOスレイドやLOヘモポなど、随所に経験値の高い選手もいるので、このカテゴリーの上半分に入る可能性は高いように思います。

 

残りのディビジョン3についても別途まとめます。