ディビジョン3 戦力分析
最後にディビジョン3に所属する6チームです。
このカテゴリーには、そもそも日本代表を経験したような選手も多くないので、外国籍でその条件を満たす人は多くはありません。
国内の4年制大学を卒業したような選手も多くなく、代表資格を満たしそうな選手もあまりいないような感じはします。
代表資格を満たしそうな選手はいません。
キャプテンのSOバーリー、LOのロウはサンウルブズ経験者ですね。
No8フェインガ・ファカイは、高校から日本なのでおそらく代表資格は満たしていると思います。
ワラビーズ経験者のLOネド・ハニガンは昨シーズンだけかと思いましたが、今シーズンも残るようですね。彼以外は割と地味なキャリアの選手が多いですが、SRは経験している人が多いですね。
日本の4年制大学出身の選手はいますが、新卒1年目なのでおそらく資格に該当はしないと思われます。
それ以外の海外出身選手は、新加入で久々に日本に戻ってきたCTBピウタウなど、比較的経験値が高い選手が多い印象です。
大東大出身のCTBシオペ・ロロタヴォは初の外国籍選手だそうです。卒業後の入団1年目なので代表資格はまだだろうと思います。
新加入のFLカークはサンウルブズでもおなじみの選手ですが、豪セブンズ代表歴があるので日本の代表資格はありません。
CTBカマナはセブンズの代表経験があります。
摂南大出身のFLタンギパは2020年度入団なので、おそらく代表資格は満たしているかと。
かなり選手の入替がありましたが、海外出身者も日本でのキャリアが長い選手が多いですね。
日本人選手も経験値が高い選手がいて、選手層では間違いなくこのカテゴリーではNo1です。
選手が大幅に入れ替わりましたが、15年WC南ア戦のヒーロー、WTBヘスケスは健在。出場しやすくなったことから、彼の出番は増えそうです。
FLタタナダラス、CTBトロケマイケルは、日本国籍ももっていますが、セブンズ代表歴もありますね。
活動縮小ということで一時期は存続が危ぶまれるような選手の放出状況でしたが、昨シーズン並とは言えないもののかなり戦力は整えてきた印象です。
ディビジョン3はフルタイム勤務の社員選手が多いこともあるので、チーム間の序列が蓋を開けてみないとよくわかりません。
そうしたチームは、チームの主軸がここ数年変わっておらず連係面が熟成されていることも多いため、単純な戦力値だけでは力関係をはかりにくいように思います。
戦力が豊富なシャトルズが一番手、TLの経験をもつ選手が多いブルースが二番手のような気はしますが、そこまでの差はないのかもしれません。
昨シーズントップチャレンジでボトムだったうえに、海外出身選手も他チームよりも少ない2名のレッドレグリオンズが明らかに苦しいのは確かですが。
ブルースは選手が大部分入れ替わっているので、連係面はほかのチームよりも未成熟であるだろうと思います。
ウォーターガッシュ、ブルーシャークス、キューデンヴォルテクスは、海外出身の選手は目立つ選手はそれほど多くないですが、SRを少なからず経験しているクラスの選手が大半で、社員選手の頑張りと連携の成熟度が差を分けるような感じがしています。
リーグ戦は10試合だけなので、選手層というよりは、選手の入れ替わりが少なくて戦い方が長年共有できているかどうかが決め手になるようにも思います。