ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022 登録選手 所感

6月11日(土)、秩父宮ラグビー場にて「ジャパンラグビーチャリティーマッチ2022 EMERGING BLOSSOMS vs TONGA SAMURAI XV」という試合が開催されます。

今年1月に発生したトンガ北部の海底火山の噴火によって大きな被害を受けたトンガに対する支援のため、同国と縁が深い日本ラグビー界が企画したチャリティーマッチです。

TONGA SAMURAI XVのスコッドは、日本の高校や大学を卒業し、日本で長年プレーしている選手を中心に編成されています。
一方のEMERGING BLOSSOMSは、「未来の日本代表を担う選手で編成される」という位置づけです。

さて、試合2日前の本日、両チームの試合登録メンバーが発表されました。

TONGA SAMURAI XV
EMERGING BLOSSOMS

 

TONGA SAMURAI XVは、現役大学生1名も含めた若い選手がスコッドに多いですが、先発はリーグワンでも出場機会がある選手が中心ですね。中島イシレリやレメキのようにジャパンのキャリアがある選手もいます。
バックローやCTB、WTBなどと比べて、HOやSHなどがかなり手薄な感じなのはトンガ人が活躍するポジションを考えると致し方ないところです。
若手のなかには、いずれジャパンに入ってきそうな、2023はともかく2027は可能性がある選手もいるように思います。

EMERGING BLOSSOMSの方は、"EMERGING(新興の)"にそぐわない感じの名前もちらほら見えますね。
30代だったりキャップが50を超えていたりするような選手を使うのだったら、最初からJAPAN  XVと名乗ればよかったような。
チャリティマッチにあまりケチをつけたくないですが、せっかくの企画なので、25歳未満の選手限定ぐらいに割り切ればよかったように思いますね。
TONGA SAMURAI XVのほうがEMERGING BLOSSOMSにふさわしい選手が多いのではないかと。
 
トンガチームは一週間程度の練習ですのでそこまで緻密な試合にはならないでしょうが、お互い個人的なアピールも含めていい試合を期待します。