ウルグアイ代表第2戦 登録選手 所感

6月25日(土)にミクニワールドスタジアム北九州で行われる日本代表とウルグアイ代表の出場選手が発表されました。
WTBで先発のファンデンヒーファーと、リザーブスタートのPR森川、LOワクァ、SOかCTBで出場するであろう李が出場すれば初キャップということになります。

海外出身選手でキャップを持っていない選手はとりあえず出場させておこうという意図を感じなくはありません。
ただ、ファンデンヒーファーは若干調子の波がありますが、国産のBK選手にはないサイズとキック力があり、WTBとFB(最悪CTBも)をカバーできる点は魅力です。
ワクァもSuper Rugby等、国際レベルのキャリアはありませんが、2mのサイズで機動力と運動量があり、バックローも務まるというほかの選手にない魅力がある選手。シニアレベルでの経験も浅いので、ディフェンス力がどんなものかという点が代表でプレーするための注目点でしょうか。伸びしろはある選手だと思います。
 
ノンキャップの選手だけ話題にしましたが、今回のウルグアイの来日メンバーと前の試合の彼らの出来で判断する限り、JJの基準に達するかどうかは別として、正直なところ誰が出てもそこまでシビアな展開にはならないのかなという印象です。

しかし、ロス・テロスは前の試合は愚直に身体を当ててくるシンプルな戦いをしていましたが、2戦目は戦術を変えて、キックなどを多用して意図的にアンストラクチャーな状況をつくる展開を試してくる可能性はあるかもしれません。

メンバー構成上日本代表のディフェンスの強度は前の試合よりは上がると思われ、同じような展開だとしたら彼らにもジャパンにもあまり実りのない試合になるような気がしますので、試合運びに変化を加えてほしいようには思います。