フランス代表第2戦 登録選手 所感

7月9日(土)に国立競技場においてフランス代表と対戦する日本代表の登録選手が発表されました。

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先発は前の試合との比較でいうと、フロントローは同じ、LOは2枚とも入替となりました。先発だったファンデルヴァルトは怪我で離脱、もう1枚のコーネルセンはNo8に移ります。
LOは2m超が並ぶ形になりました。サイズはさほど負けていないと思いますが、勝利のためにはこのポジションの選手が存在感を見せる必要があります。
FLは同じで、No8で先発だったタタフはリザーブに。このあたりは後半からインパクトプレイヤーで出てきた方が効果が大きいという狙いもあるのかもしれません。
 
BKはコロナで戦線を離れていたSH齋藤以外は同じ。先発だった茂野はリザーブに。
 
リザーブ組では辻が出場すればデビュー。コロナから復帰の堀江、呼び戻された形の田村が入っているのも注目に値します。
 
BKのリザーブは、SHとSOにそれぞれほぼ専属という選手を置いているので、ポジション対応の柔軟性には乏しい感があります。ゲイツは一応CTB以外にWTBには対応できますし、先発のWTBファンデンヒーファーはFBにも対応可能ではありますが。
不測の事態への対応、あるいは戦術的な交代という観点で、現状のチームはBKのユーティリティ性に少々難点があるような感じはします。
 
2日の試合よりは若干気温は涼しそうですが、その分雨の心配はありますね。
前の試合は意図的だったのか前半飛ばしすぎた感はありましたので、80分のマネジメントをどう考えるかが見どころの一つと思います。
 
一方のフランスは、先日もう少し初キャップの選手が増えるのではと書きましたが、先週とほとんど顔ぶれが変わりませんね。
FBの先発が初キャップ、リザーブで一人ですか。
キャップは安売りしないということなのでしょうか、代表デビューは簡単ではないようです。