リーグワン2022-2023 戦力分析②(ヴェルブリッツ、ブルーレヴズ)

続いて昨シーズン5位のトヨタヴェルブリッツと、8位の静岡ブルーレヴズ。

 

まずは、ヴェルブリッツ

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選手の出入りは多いですが、影響があると言えるのは、長らく主戦のSOだったクロニエの移籍でしょうか。
代わりの選手が入っているわけでなく、昨シーズン比較的試合に出ていたファルコンも安定していた印象は乏しいので。

全体的に選手層は厚いチームであるため、10番のところの出来が安定するかどうかが鍵になるかと思います。

全般に選手は揃っているものの、際立ったストロングポイントも感じにくい陣容ではあります。カテゴリAのツイドラキ兄弟、新加入のウィルソンあたりのBK陣がアタックでアクセントになるようだと面白くなりそうな気はします。

 

次にブルーレヴズ。

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昨シーズンは、ヤマハ時代から定評のある、チーム戦術が浸透した一体感あるプレーは感じられたものの、パワー不足で上位には歯が立たなかったという印象。カテゴリAで起用できるLOアニセ、CTBファアウリを補強して、ちょっと手は打ってきたという感じは受けます。

ボールを大きく動かす機動力が魅力のチームだとは思いますが、接戦をものにするには失点を全体的に少なくしていく必要があるとも思うので、早く動かすところとあえてテンポを遅らせるところのメリハリが必要なのかなという気はしています。

点は取れるがより取られるという試合が多かったため、粘り強いディフェンスを貫徹できるかどうかが中位以上にいけるかのポイントになるのでしょうね。