リーグワン2022-2023 ディビジョン1・第2節 試合所感

第2節の感想をざっくり述べてみます。


■コベルコ神戸スティーラーズ VS 花園近鉄ライナーズ
https://league-one.jp/match/23982/print

双方アタックにいいものがあるとしても、ディフェンスをもう少し整備しないと、この先厳しい感じがします。
スティーラーズのCTBラウマペは本来の力の一部は発揮したように思います。わかりやすく前に強い個性を持つ選手なので、日本のラグビーには合いそうな気はします。
ライナーズはアタックになれば点は取れるチームだと思いますが、失点を抑えるためにもう少しスローテンポな試合を心掛けた方がいいように思います。


東芝ブレイブルーパス東京 VS リコーブラックラムズ東京
https://league-one.jp/match/23981/print

両チームとも初戦を見て抱いた印象と同じような試合運びだったという感想です。
ブレイブルーパスはアタックの形はできているものの、細部のミスが多く、チャンスを活かしきれない。
ブラックラムズは攻撃のバリエーションが乏しい。
ブレイブルーパスは相手のディフェンスが粘り強かったということもあるでしょうが、あれだけアタックの機会があって2トライだけというのはちょっと。
ブラックラムズは最初からルーカス、マッガーンの二人起用とした方がいい気がします。


三菱重工相模原ダイナボアーズ VS トヨタヴェルブリッツ
https://league-one.jp/match/23984/print

昇格チームが上位常連のチームに勝ったわけで殊勲といえるでしょうが、ダイナボアーズの初戦の出来を見れば不思議ではない勝利です。新加入の選手の連携もこれからより深まると思うので、もっとチーム力を上げてくる雰囲気もあります。
ヴェルブリッツはチームとしての仕上がりがまだまだという気がします。徐々に上げてくるでしょうが。
 

■横浜キヤノンイーグルス VS クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
https://league-one.jp/match/23986/print

双方にちょっと安易なペナルティやミスが多く、攻撃が継続するシーンが少なかったですね。相手のディフェンスの圧はあったとしても、お互いいい選手を揃えているので、もっと精度が高いラグビーを展開してほしい気はしました。
まあ、シーズン序盤ですので双方徐々にチーム力を上げていくとは思います。
 

■静岡ブルーレヴズ VS 埼玉パナソニックワイルドナイツ
https://league-one.jp/match/23985/print

ロースコアに持ち込めたのはブルーレヴズとしては狙いどおりだったと思いますが、勝利まであと少しでしたね。セットピースの精度をもっと上げられれば、接戦を拾っていけるようになると思います。
ワイルドナイツはメンバーを前節からかなり変えた影響もあったと思いますが、まだ本調子という感じはしないですね。


■東京サントリーサンゴリアス VS NECグリーンロケッツ東葛
https://league-one.jp/match/23983/print
 
最終スコアを見れば順当といえば順当な結果でしょうが、サンゴリアスもスコアほど楽な試合ではなかった印象。怪我人諸々の事情もあるでしょうが、BKの構成は工夫が必要かと思います。
グリーンロケッツはここ数シーズンディフェンスがよくありませんが、この調子だと入替戦行きがまた避けられない感じになります。