リーグワン2022-2023 ディビジョン1・第4節 試合所感

第4節の結果をざっくり振り返ります。


三菱重工相模原ダイナボアーズ VS 東芝ブレイブルーパス東京
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ダイナボアーズにとっては、第2節のヴェルブリッツへの勝利に続き大きな勝利ですね。リーグの中位に位置するであろうチームとは互角以上に戦えることを証明した格好です。ミスはところどころありましたが、チームとしてよく整備されているのが感じられます。
ブレイブルーパスはブレイクダウンの攻防で少々押されていた印象。また、セットプレーでやや不安定なところがいくつか見られたように思います。


■花園近鉄ライナーズ VS 横浜キヤノンイーグルス
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ライナーズはミスが多すぎました。2試合続けて70失点以上というのはちょっと。厳しいようですが、残念ながら1部の水準に達しないであろう選手が少なくない印象です。次戦以降の奮起を期待したいところ。
イーグルスとしては正直難しい試合ではなく、正直実力が測りづらいところですが、スコアすべきときにきちんと点が取れていて、調子は引き続き悪くないように感じます。


クボタスピアーズ船橋・東京ベイ VS NECグリーンロケッツ東葛
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グリーンロケッツは前半は粘りましたが、後半地力の差が出ましたね。プレーの精度を上げていけばもっと競れる試合も増えてくると思います。
スピアーズは選手を多少ローテーションしてもしっかり勝ち切る地力が出てきた印象を受けます。BKは若手層に活気が見られるような感じがします。


■コベルコ神戸スティーラーズ VS 東京サントリーサンゴリアス
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スティーラーズは細かいパスのつなぎでもったいないミスが目立ちました。インフルエンザの影響で急遽メンバーが変わった影響も多少あるかもしれませんが、昨シーズンからの傾向なので問題は根深いような気がします。敵陣深くでそういうオプションを使うのはよいとして、自陣やハーフウェーライン付近ではシンプルな方がよいと思いますが。
サンゴリアスとしては、相手のミスもあったのでそこまで苦しい展開ではなかったゲームのような気はします。BKは独力で突破できるようなタイプは少ないですが、チャンスを確実に得点に結び付けられる選手は多いですね。


■静岡ブルーレヴズ VS リコーブラックラムズ東京
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ブルーレヴズは粘ってもなかなか届かないようなゲームが多いですね。
選手層の問題もあって苦しいところですが、競った局面で精度を上げていくしかないんでしょうね。
ブラックラムズは前節で一つ勝ったことで、試合運びにやや安定感が出てきたような感があります。試合中のムラのようなものを減らせれば調子を上げていけるような気はします。


■埼玉パナソニックワイルドナイツ VS トヨタヴェルブリッツ
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フィジカルな試合でしたが、ワイルドナイツは役者がきっちり仕事をしたという印象。シンビンがあっても崩れないところにはチームの成熟が感じられます。
ヴェルブリッツは、意地は多少見せられた感がありますが、勝てそうな雰囲気はちょっと薄かったように感じます。あまり上位候補のチームと当たっていないのに負けが先行しているのは苦しいところですが、早くチームとしての勝ちパターンを確立する必要があると思います。