リーグワン2022-2023 ディビジョン1・第13節 試合所感

この前の週末は全国的に雨模様で、その影響を受けた試合が多かった印象です。


リコーブラックラムズ東京 VS 東芝ブレイブルーパス東京
https://league-one.jp/match/24047/print

雨の影響もあり、双方あまりアタックに変化はつけられず、ロースコアの試合となりました。
ブラックラムズは、各所にいい選手も揃えていて、大きなポジションの穴もないチームという印象ですが、プレーの精度を高めていかないと上位進出は難しいかなと思います。惜しい試合は多いんですけどね。
ブレイブルーパスは試合を落とさなかったことで、プレーオフ進出に首の皮がつながった形です。


■横浜キヤノンイーグルス VS 花園近鉄ライナーズ
https://league-one.jp/match/24049/print

結果はある程度見えていた大分での今シーズン最後のゲーム。
イーグルスは途中やや中だるみもあったように思いますが、攻撃の姿勢を継続できたことは次節以降にもつながると感じます。
ライナーズは入替戦に向けた準備になっているのかどうか。せっかく若手を起用しても競った試合でプレーしないと経験にもならないのではと危惧します。


トヨタヴェルブリッツ VS 埼玉パナソニックワイルドナイツ
https://league-one.jp/match/24048/print

上位進出の望みは絶たれていますが、ヴェルブリッツ豊田スタジアムで意地は見せたという内容。
ペナルティがヴェルブリッツに多く、ワイルドナイツが終始ある程度の余裕をもっていたゲームだと思いますが、そこまで差が開かなかったのはヴェルブリッツのディフェンスが粘ったとも言えますし、ワイルドナイツにあまり工夫がなかったからとも言えるようような気がします。
ヴェルブリッツプレースキックは先週から改善のあとが見られましたが、ラインアウトはイマイチのままでしたね。


■静岡ブルーレヴズ VS 三菱重工相模原ダイナボアーズ
https://league-one.jp/match/24051/print

入替戦回避を競うチーム同士の白熱した試合になりました。
ダイナボアーズは退場者が出たあとに集中を見せましたが、最後は息切れした印象です。
試合終盤のキック合戦に関しては、天候が悪いなかで陣地を取り合う狙いだったのかもしれませんが、ちょっと不思議な感はありました。


NECグリーンロケッツ東葛 VS 東京サントリーサンゴリアス
https://league-one.jp/match/24050/print

グリーンロケッツも序盤は粘りを見せたのですが、、、という試合。
面子的な問題もあると思いますが、アタックのバリエーションが乏しい感じなのが難しいところです。
サンゴリアスもBKにそれなりの人材がいますが、ペネトレートできる選手は乏しいのが難しい状況。負傷離脱中のCTBケレビがプレーオフで復帰できるならば解消できそうな課題ですが。


■コベルコ神戸スティーラーズ VS クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
https://league-one.jp/match/24052/print

スティーラーズもホーム扱いの花園ラグビー場で意地は見せたという形ではあります。勝てそうな雰囲気までは感じられなかったのが正直なところですが。
競ったゲームのなかでもスピアーズの地力が優ったという展開になりました。出来がよかったわけでもないと思いますが、結果を出し続けることで負けにくいチームのスタイルができてきたように感じます。