リーグワン2022-2023 ディビジョン1・第16節 試合所感
リーグ戦最終節の感想です。
■東芝ブレイブルーパス東京 VS 埼玉パナソニックワイルドナイツ
https://league-one.jp/match/24065/print
プレーオフ進出のためには勝利が必要だったブレイブルーパス。前半に点差を広げられた段階で可能性は遠のきました。そもそも前半はほとんど効果的なアタックができていなかったですね。シーズンを通した結果でみると、スコアのためのアプローチが上位4チームと比べるとやや選択肢に乏しかったかもしれません。
ワイルドナイツは前節の敗戦を引きずらず順当な勝利。ディフェンスからのカウンターなどにチームのらしさが見えた感じはします。当然といえば当然ですが、このチームに勝つには攻勢をかけているときにしっかりスコアしていくということが必要でしょうね。
■クボタスピアーズ船橋・東京ベイ VS 東京サントリーサンゴリアス
https://league-one.jp/match/24066/print
金曜の時点で2位、3位が確定し、準決勝で再戦することがすでに確定していたカード。順位争いが関係なくても元々好カードではありましたが、しっかりホストゲームで集客し、自チームカラーでスタンドを染められるスピアーズのファン層開拓は順調のようです。
後半にスピアーズがシンビンで2枚減った時間帯がありましたが、そこでサンゴリアスも疲労が出たのか、突き放せなかったのが現状の力の差という感はあります。スピアーズでWTB根塚、LOブルブリング、サンゴリアスのNo8タタフが負傷交代し、準決勝の影響が心配されるところです。
■三菱重工相模原ダイナボアーズ VS リコーブラックラムズ東京
https://league-one.jp/match/24067/print
ダイナボアーズが後半に5点差まで詰めた時間帯もありましたが、前半で24点差という状況では勝ちを狙うのは難しい。シーズン前半戦のいい流れから態勢を立て直せることもなくレギュラーシーズンは終戦を迎えてしまったので、入替戦までの2週間で自分たちの歩みを振り返る必要がありそうです。
ブラックラムズの最終7位という順位は戦力的に考えると、可もなく不可もなくという成績でしょうか。戦力が薄くはなく、ポジション別にも特に穴があるようには思いませんでしたが、戦い方にこれといったストロングポイントもなかったような印象です。上位陣相手に勝てなかったのもそこが要因だと思いますので、来年さらに上を目指すにはチームづくりを再考してほしいように思います。
■花園近鉄ライナーズ VS NECグリーンロケッツ東葛
https://league-one.jp/match/24068/print
ライナーズのSOクーパーが大怪我から復帰したことが一つの見どころだった試合でしたが、最初のプレーのみで交代。リーグ戦に出場していないと入替戦にも出場できない規定のようですが、なかなかすごい割り切り方をしたものです。気持ちは理解できるものの、有料でチケットを買っている観客を相手にやることでもない気はします。
試合は実力が接近した同士で、ある程度競った展開にはなりましたが、入替戦に向けて双方にある程度の手ごたえはつかんだ感じはします。
■東芝ブレイブルーパス東京 VS 埼玉パナソニックワイルドナイツ
https://league-one.jp/match/24065/print
プレーオフ進出のためには勝利が必要だったブレイブルーパス。前半に点差を広げられた段階で可能性は遠のきました。そもそも前半はほとんど効果的なアタックができていなかったですね。シーズンを通した結果でみると、スコアのためのアプローチが上位4チームと比べるとやや選択肢に乏しかったかもしれません。
ワイルドナイツは前節の敗戦を引きずらず順当な勝利。ディフェンスからのカウンターなどにチームのらしさが見えた感じはします。当然といえば当然ですが、このチームに勝つには攻勢をかけているときにしっかりスコアしていくということが必要でしょうね。
■クボタスピアーズ船橋・東京ベイ VS 東京サントリーサンゴリアス
https://league-one.jp/match/24066/print
金曜の時点で2位、3位が確定し、準決勝で再戦することがすでに確定していたカード。順位争いが関係なくても元々好カードではありましたが、しっかりホストゲームで集客し、自チームカラーでスタンドを染められるスピアーズのファン層開拓は順調のようです。
後半にスピアーズがシンビンで2枚減った時間帯がありましたが、そこでサンゴリアスも疲労が出たのか、突き放せなかったのが現状の力の差という感はあります。スピアーズでWTB根塚、LOブルブリング、サンゴリアスのNo8タタフが負傷交代し、準決勝の影響が心配されるところです。
■三菱重工相模原ダイナボアーズ VS リコーブラックラムズ東京
https://league-one.jp/match/24067/print
ダイナボアーズが後半に5点差まで詰めた時間帯もありましたが、前半で24点差という状況では勝ちを狙うのは難しい。シーズン前半戦のいい流れから態勢を立て直せることもなくレギュラーシーズンは終戦を迎えてしまったので、入替戦までの2週間で自分たちの歩みを振り返る必要がありそうです。
ブラックラムズの最終7位という順位は戦力的に考えると、可もなく不可もなくという成績でしょうか。戦力が薄くはなく、ポジション別にも特に穴があるようには思いませんでしたが、戦い方にこれといったストロングポイントもなかったような印象です。上位陣相手に勝てなかったのもそこが要因だと思いますので、来年さらに上を目指すにはチームづくりを再考してほしいように思います。
■花園近鉄ライナーズ VS NECグリーンロケッツ東葛
https://league-one.jp/match/24068/print
ライナーズのSOクーパーが大怪我から復帰したことが一つの見どころだった試合でしたが、最初のプレーのみで交代。リーグ戦に出場していないと入替戦にも出場できない規定のようですが、なかなかすごい割り切り方をしたものです。気持ちは理解できるものの、有料でチケットを買っている観客を相手にやることでもない気はします。
試合は実力が接近した同士で、ある程度競った展開にはなりましたが、入替戦に向けて双方にある程度の手ごたえはつかんだ感じはします。
グリーンロケッツは相手のディフェンスがそこまで強固なチームでなければある程度スコアできるアタックは持っているように思います。ライナーズはクーパーがこの2週間でフィットできればアタックの力は増すと思いますので、問題はディシプリンの維持でしょうね。
■静岡ブルーレヴズ VS トヨタヴェルブリッツ
https://league-one.jp/match/24069/print
お互いプレーオフも入替戦も無縁という状況での対戦となりましたので、予想できたとおりオープンにボールが動く展開となりました。
ブルーレヴズも最大16点差からよく粘って1点差まで詰めましたが、後半最後は疲れも出たのかディシプリンがちょっと緩くなりましたね。
ブルーレヴズは前半戦はクワッガ･スミスの孤軍奮闘ぶりが目立っていましたが、彼が負傷で不在になってから勝ち星が増えたのが皮肉といえば皮肉です。
ヴェルブリッツに関しては、スティーラーズにもいえることですが、戦力的に相対的に恵まれたチームが序盤に負けが込んでしまったことがリーグの順位争いがきわめて固定化してしまった要因ですので、次シーズンは序盤から戦える体制を築いてほしいものです。
■コベルコ神戸スティーラーズ VS 横浜キヤノンイーグルス
https://league-one.jp/match/24070/print
イーグルスはプレーオフ進出が決まり、重圧がなかったこともあるでしょうが、アタックの力を発揮しました。SO田村が戻ってこれるかわかりませんが、プレーオフに向けていい終わり方をしたと思います。
スティーラーズは過去最悪の戦績を更新し続けるシーズンになってしまいました。ダン･カーターが在籍して力を発揮した時代の名残が完全に失われたシーズンだったと思いますが、順位争いを興味深くするためには上位で競った状況が必要ですので、体制を入れ替えて出直してほしいところです。
■静岡ブルーレヴズ VS トヨタヴェルブリッツ
https://league-one.jp/match/24069/print
お互いプレーオフも入替戦も無縁という状況での対戦となりましたので、予想できたとおりオープンにボールが動く展開となりました。
ブルーレヴズも最大16点差からよく粘って1点差まで詰めましたが、後半最後は疲れも出たのかディシプリンがちょっと緩くなりましたね。
ブルーレヴズは前半戦はクワッガ･スミスの孤軍奮闘ぶりが目立っていましたが、彼が負傷で不在になってから勝ち星が増えたのが皮肉といえば皮肉です。
ヴェルブリッツに関しては、スティーラーズにもいえることですが、戦力的に相対的に恵まれたチームが序盤に負けが込んでしまったことがリーグの順位争いがきわめて固定化してしまった要因ですので、次シーズンは序盤から戦える体制を築いてほしいものです。
■コベルコ神戸スティーラーズ VS 横浜キヤノンイーグルス
https://league-one.jp/match/24070/print
イーグルスはプレーオフ進出が決まり、重圧がなかったこともあるでしょうが、アタックの力を発揮しました。SO田村が戻ってこれるかわかりませんが、プレーオフに向けていい終わり方をしたと思います。
スティーラーズは過去最悪の戦績を更新し続けるシーズンになってしまいました。ダン･カーターが在籍して力を発揮した時代の名残が完全に失われたシーズンだったと思いますが、順位争いを興味深くするためには上位で競った状況が必要ですので、体制を入れ替えて出直してほしいところです。
