新シーズンの日程が発表されたから、というわけではないでしょうが、複数チームから新加入の発表がありました。
サントリーサンゴリアス、2020-2021シーズン 新体制のお知らせ|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト
記事のタイトルには新加入とは書いていませんが、サントリーに22歳のオーストラリア人LOホッキングスが加入。成長途上の選手ですが、206cmのサイズは魅力ですね。
神戸製鋼コベルコスティーラーズ、「2020年度新体制」および「新加入選手(追加)」のお知らせ|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト
神戸製鋼は、元ジュニアジャパンのBK李を獲得。このチームではなかなか公式戦の出番を得ることは難しいでしょうが、経験豊富なチームメイトから吸収してほしいところ。
NTTコミュニケーションズシャイニングアークス、2020年度 新加入選手・スタッフのお知らせ|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト
NTTコムはLOロスが退団し、サイズのあるLOが手薄だったところに南ア人のLOコンラディーが加入。シンガポールやNZでもプレー経験のある旅人です。
三菱重工相模原ダイナボアーズ、2020年度 追加新加入選手のお知らせ|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト
三菱重工にはオーストラリア人のPRブイが加入。23歳とまだ若い選手。
チームのHPによると、PRのタウマファイとFLのリンディーが日本語混じりの表記になっており、どうやら日本国籍を取得した模様。
そのあたり、外国人枠の運用に余裕が出たことも、獲得の一因かもしれません。
リコーブラックラムズ、2020年度 追加新入団選手・スタッフのお知らせ|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト
リコーには、本日の記事のなかでは、一番経験値の高い選手が加入。CTBのトマネはワラビーズの一員として2015年のワールドカップに出場しています。
もう一人新加入のSOアイザック・ルーカスは21歳と若いですが、すでにSR経験もある有望な選手。兄のSHマットとチームメイトになりました。
長兄のベンはコカコーラでプレーしており、日本と縁のある兄弟ですね。
TOPICS | TOYOTA INDUSTRIES CORPORATION SHUTTLES ラグビー部 | 豊田自動織機
トップチャレンジでは、豊田自動織機に2選手が加入。
神戸製鋼を退団した清水は、退団の弁として「10番を付けてもっと活躍したい」と言っていましたが、このチームにはトゥシ・ピシと新加入のフレディ・バーンズがいます。
両選手がFBで起用されることもあるでしょうが、10番で出場機会は得られるのでしょうか。
さて、東芝のFWコーチ、元日本代表HOの湯原さんが亡くなりました。
筆者は40代前半ですが、ここ最近、年下の著名人の訃報に接するケースが多く、直接面識があるわけでないものの、何とも悲しいものです。
湯原さんは2011年、2015年の2回のワールドカップにチーム三番手のHOとして参加しました。
国内トップレベルの力量がありながら、下積みの立場も知っている経験を活かし、懐の深い指導者になるだろうと期待された矢先、突然の旅立ちとなりました。
ご冥福をお祈りいたします。