トップリーグ 入団・退団 神戸製鋼・三菱重工

先週よりは小幅な動きでしたが、入団・退団の発表がありました。

 

神戸製鋼コベルコスティーラーズ、2019年度 退部選手(追加)のお知らせ|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト

三菱重工相模原ダイナボアーズ、2020年度 追加新加入選手のお知らせ|ジャパンラグビートップリーグ公式サイト

 

神戸製鋼を退団したイーリニコラスは三菱重工に加入することになりました。

三菱重工には元オールブラックスのコリン・スレイドも加入することが決まっていますが、選手層が厚くなるいい補強でしょうね。

 

神戸製鋼は3年間在籍したSOの清水が退団。

この選手の処遇を詳しくは存じませんが、2017年入団の若い選手なので、おそらく社員選手だったのではないかと思います。

ほとんど出場機会のなかった若い選手が、早い段階で選手としてのキャリアに見切りをつけることは過去にもあったことですが、彼はユーティリティBKとしてそれなりに出場機会がありました。他のチームに新天地を求めるということなのかどうか。

 

ここから先はあくまで想像の話です。

 

TLチーム同士、あるいはトップチャレンジのチームとの選手の行き来は過去にもありましたが、今シーズンはかなり動きが活発という印象を受けます。

また、選手の引退、退団の件数もかなり多い。

 

2022年1月開始が目標とされている新リーグを見越して、各チームが社員選手の選別を進めているのかもしれません。

詳しくはわかりませんが、新リーグ参加の際に求められるレギュレーションのなかで、社員選手の人数、あるいは比率などの決まりごともあるのかもしれません。

リーグ戦において各チームの戦力を均衡させるためには必要な措置の一つだと考えられるので、可能性はあります。

 

コロナ禍のなかで、まだ各チームはおそるおそる活動を始めているような状況なので、次のTLの大会予定もまだわからない状況ですが、新リーグも見据えた戦力の整備状況は今後も注視していきたいところです。