2020 SUPER RUGBY ROUND2 全体感想

ROUND2の結果は、このようになりました。

 

2試合を終えて、連勝は南アのストーマーズ、シャークス、NZのチーフス、豪州のブランビーズ。連敗は南アのレベルズ、レッズ、ワラターズ、南アのブルズ。

BYE WEEKで1試合のみの消化がサンウルブズ(1勝)、NZのハイランダーズ(1敗)、残りのチームは1勝1敗です。

 

2試合を消化したばかりで全体を語るには早すぎますが、やはり豪州勢の元気のなさが目立ちます。

レベルズはスコア的に後半で多少恰好がつきましたが、序盤にあっさり3連続被トライ。勝負が早々についてしまったような感じになりました。

ワラターズも2試合連続で失点が多すぎますね。

 

一方、南ア勢は、大量に選手は流出しているものの、ワールドカップ優勝の勢いもあってか調子は概ねよさそうです。

BKのコンビネーションの精度はまだ不十分な感じですが、FWの強さは常に裏切らないものだと思いますね。

 

NZでは、ROUND2が初戦だったハイランダーズの不出来が気になります。このチームもシニアクラスが大量に抜けていて厳しいチーム事情ですが、ホームでの完敗は苦しい。

金曜のゲームということもあったでしょうが、スタジアムもガラガラでさびしい。

 

ケープタウンストーマーズのホーム試合はかなり観客が多かったですが、ほかは総じて客の入りが厳しい。

ハグアレスはプレー自体は悪くない感じですが、スタジアムの光景がさびしすぎる。箱が49,540名収容と大きいということもあるのでしょうが。

ライオンズのホームゲームも、59,611名収容のスタジアムでやらない方がいいというぐらいにさびしい。

 

各チームのプレー自体の質は、コンビネーションが向上し、また若手も経験を積んで成長するでしょうから、これから上がってくると思います。

ただし、観客の少なさはいかんともしがたい。これから増える見込みはあるのかな。

 

サンウルブズ1チームが減ったぐらいでリーグの魅力向上がどうにかなるようなものなのか。

25周年の記念すべきシーズンで、SRは岐路に立たされているように思います。