トップリーグ2020 第6節 全体感想

第6節の結果は、こんな感じでした。

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感想を思いついたままに書いてみます。

 

全国的に天候に恵まれず、気象条件がゲームに影響を与えたような試合も見られました。

 

秩父宮でのNECとリコーのカードもそうした一戦で、テレビで見ていても強烈な風が吹いてくるのがわかるようなゲームでした。

前半NECは風下でキックもうまく使えず、自陣からボールを運ぶ展開を強いられ、気の毒でしたが、10の位置にドナルドが入ってからアタックは落ち着いてきたように思いますね。

今のところ全敗ですが、どこかで勝てるのでは。

 

トヨタとクボタはお互いがフィジカルの強さを見せた熱戦でしたが、レフェリングが目立ってしまった試合でもあったかなと。

この試合に限らないですが、レフェリーが目の前で見ていて流したプレーをTMOで遡る必要があるのかと疑問に感じます。娯楽性で考えると、厳密性よりもプレーの流れを重視する観点があってよいと思いますね。

 

1点差、2点差のゲームもあった代わりに、また大味な試合が目立つ週になってしまいました。

 

16チームというTLのチーム数が日本のラグビーのレベルを考えると過剰、という声は以前からあり、上位と下位の試合で大差がつくのはある程度致し方ないところではありますが、上位同士の試合でも一方的な試合になるケースがここのところ目立ちます。

 

よほどのことがなければ、神戸製鋼パナソニックサントリーがトップ3を占めるのはほぼ間違いないでしょう。

今後の展開次第ではありますが、トヨタ東芝も上半分の順位には落ち着きそうです。

その上位半分同士の試合でも、40点台、50点台の差になる現実。

 

新リーグへの課題ですが、既存のチームをそのまま維持してリーグ戦をつくってみても、残念ながらエンタメ的に金を払う価値のあるリーグはできないように思えてきます。

このあたり、いずれ整理して書いてみたいと思います。