リーグワン2022 第14節 試合所感(ディビジョン1)

遅くなりましたが、第14節をざっくりと振り返ります。
 

レッドハリケーンズも集中していないわけではなかったと思いますが、あそこまでスクラムに差があるとなかなか難しい。

ブレイブルーパスは終盤に向けてチームの完成度が上がってきた印象。
国内のゲームは海外と比べてTMOにかける時間が長すぎるのが現状ですが、この試合はいささか時間がかかりすぎでした。この日は寒いナイトゲームでしたし、本気で集客を増やしたいなら、TMOにかけるかどうかの判断基準の明確化、ビデオ設備の充実など、一層の向上を図らないといけないように思いますね。
 
 

好試合だったと思いますが細部を見ると、今シーズンの両チームの出来の差が出た試合という感がありますね。

スティーラーズはいいプレーも見せるものの、余計な失点が多すぎるという点が今シーズン勝ち切れなかった要因でしょうね。
 
昨シーズンのスピアーズは、試合数が少なかったということもありますが、ほぼ固定されたメンバーで戦い、ベスト4に進みました。
それを考えると、若手も積極的に起用している今シーズンは格段にチームの総合力が上がりましたね。
 
 

前半はイーグルスの目論見がうまくはまりましたが、80分の使い方という点では、やはり総合力の差があったようです。

ワイルドナイツは前半を14点差で折り返しても余裕がありましたね。
イーグルスは前半飛ばしすぎたのでしょうが、こういう展開のゲームを勝ち切れるようになると、チームとして一段上に上がるのだろうなと思いました。
 
 

このリーグには珍しいロースコアのゲーム。

ブルーレヴズはリードを守り切れない試合が続きますが、エコパスタジアムで見せ場はつくりましたね。
ヴェルブリッツは見事な逆転劇。しっくりしない試合が多かった今シーズンですが、チームが上向くきっかけになるかもしれません。
 
 

ともに下位に沈む千葉県に本拠を置くチーム同士のゲーム。

不安定なゲームが続く両チームを表すような展開というと口が悪いですけれども。
ディフェンスに締まりがなく、要所要所を締められないというのが今シーズンの両チームに共通する状況かと思います。特にグリーンロケッツが、ということになりますが。
 
 

現在のチーム状態が如実に表れたスコア差というべきか。

ブラックラムズは、シーズンの序盤戦はそこまで悪くなかった印象ですが、勝ちきれないまま、停滞を続けている印象です。
メンバーはある程度固定されているのにも関わらずチームの戦いが安定する気配が乏しいのは、コーチのマネジメントの問題なんでしょうかね。