続いてホワイトカンファレンスの8チームです。
まずは2018-2019シーズンの覇者、神戸製鋼コベルコスティーラーズ。
名前 | ポジション | 前所属 |
尾池 亨允 | PR | サニックス |
高橋 陽大 | PR | ロトルアボーイズ高 |
松岡 賢太 | HO | 明治大 |
粥塚 諒 | FL | 流通経済大 |
アーロン・クルーデン | SO | チーフス |
李 承信 | SO | 帝京大(中退) |
中 孝祐 | WTB | 関西学院大 |
濱野 隼大 | CTB | ロトルアボーイズ高 |
ベン・スミス | UTB | ポー |
オールブラックスで50キャップのSOクルーデンと、84キャップのUTBベン・スミスは当然強力な即戦力。ダン・カーターとアンドリュー・エリスが去ってからこの二人が加入する、このチームの強化への執念はすごい、としか言いようがありません。
そもそも、ワールドラグビー発表の過去10年間ベストフィフティーンに同じチームから2名(4のレタリック、15のベン・スミス)が選出されている時点ですごいですが。
さて、新戦力としてはサニックスから来たPR尾池も即戦力と言えるでしょうが、それ以外の新加入は若い選手たちで、育成対象というような位置づけですね。
もともと強力なメンバーが揃っているので、必要な箇所だけを補強したという印象です。
日本の大学を卒業していない、20歳未満の選手が3名加入しているのも特徴的で、この日本を代表する強豪チームの動きは、新 リーグの今後の選手獲得の在り方も踏まえて注目されます。
もともと選手の層が段違いに分厚いうえに、補強も強力なので、優勝候補筆頭であることは間違いありません。
2019年ワールドカップの日本代表だった、PR中島イシレリ、CTBラファエレティモシー、WTBアタアタ・モエアキオラがカテゴリA(日本人)で起用できるうえ、ほかのNo8ナエアタルイ、WTBアンダーソンフレイザーも強力な選手である時点で相当に有利に戦えます。