リーグワン2022-2023 ディビジョン1・第14節 登録選手 所感②

土曜夕方の2試合、日曜1試合の計3試合です。


■埼玉パナソニックワイルドナイツ VS リコーブラックラムズ東京
https://league-one.jp/match/24054?t1=1

ワイルドナイツプレーオフに向けて調子を落とさないように淡々と、という構えかと思います。HO堀江が先発。BK長田はWTBをやったりこの試合のようにCTBをやったりですが、ディーンズHCにユーティリティを評価されているようです。
ブラックラムズは順位は6位ではあるものの、4位以内に入れることはほぼないだろうという状況。手を抜くようなことはないでしょうが、リーグのほぼ半分のチームが残り数試合の時点でほとんど消化試合のようになってしまう状況もいかがなものかと思います。リーグの上の方と中位のチームとの間に戦力差がありすぎるからこうなるのですが。
余計なペナルティを増やさなければ、勝つとまではいえなくとも競った展開には持ち込めそうな気はします。


■静岡ブルーレヴズ VS 東芝ブレイブルーパス東京
https://league-one.jp/match/24056?t1=1

ブラックラムズと同ポイントの7位であるブルーレヴズも立ち位置的には消化試合のようなものですが、ホストゲームですので当然勝ちにいくでしょう。順位はブレイブルーパスの方が2つ上ですが、力関係はさほど変わらないと思います。プレーオフの可能性を残すブレイブルーパスにとっても当然マストウィンのはずです。
ブルーレヴズは先日加入した、サモア代表歴のあるWTBレイウアを早速起用。全体に小兵のBKが多いチームですが、CTBタヒトゥアとあわせてボールキャリーの役割を担いそうです。
ブレイブルーパスはチャンスはそれなりにつくれると思いますが、フィニッシュの精度を欠くことが多いので、そのあたりがポイントになる気はします。


NECグリーンロケッツ東葛 VS 横浜キヤノンイーグルス
https://league-one.jp/match/24058?t1=1

イーグルスプレーオフに向けてマストウィンの状況。グリーンロケッツは勝っても負けても入替戦行きの状況は変わりませんが、5月に向けて調子を上げていきたい立場ではあります。
グリーンロケッツは、FWの起用は比較的固定的ですが、BKの布陣が定まらないままシーズン終盤に至ってしまった印象が強いですが、入替戦に向けていいプレーを見せてメンバーも極力固めていきたいところ。
イーグルスは、デクラークや小倉はリザーブから。今までのお互いの戦績を見る限り落とす可能性は低そうです。