日本代表 VS サモア代表 登録選手 所感

7月22日(土)に札幌ドームで開催される日本代表対サモア代表の試合登録選手が発表されました。
過去2試合のオールブラックスVXはいわゆる正代表ではないA代表という扱いのため、キャップ認定の試合ではなかったわけですが、この試合からのパシフィックネーションズシリーズ3連戦は、キャップ認定のテストマッチということになります。

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サモアはWCでも同じプールに入っていますが、2015年大会から3回連続同じ組という巡り合わせの相手です。
各所で報道されてもいるように、ワールドラグビーの代表資格に関する規定変更により、サモアは過去よりも厚みのあるスコッドになっています。
最初の代表チームで最後に試合出場してから36ヶ月間以上経過していること、当該選手が代表資格変更を希望する国で出生しているか両親や祖父母のうち誰かがその国の出身であること、という二つの条件を満たした場合に代表チームの変更が可能になるというものです。
この結果、かつて日本でプレーしたこともある元ワラビーズのSOリアリーファノなど、ワラビーズオールブラックスのOBが含まれる陣容となっています。
 
また、トンガもそうですが、欧州などでプレーするハイレベルな選手とアマチュアに近い国内ベースの選手との力の差が大きいチームでした。
しかし、SRパシフィックにモアナパシフィカというアイランダーのチームができたため、全体のレベルが相当に底上げされていると思われます。

さて、日本代表は、先発とリザーブの入替はあれど、過去2戦で出場していた選手が大半ですが、FB山中が初登場というのが一番目を引くところです。FBに入っていた松島がWTBに回ります。
前の2試合でも先発だったLOファカタヴァ、WTBナイカブラは初キャップ、リザーブに入っている福井、長田も順調にいけばキャップ獲得となりそうです。
コンディションの問題なのか、LOディアンズ、CTBフィフィタあたりがまだ戻ってきませんね。
過去2試合はあいにくと勝機を感じることができない試合でしたが、ほぼ同じメンバーで3試合目ですので、コンビネーションの成熟を見せていきたいところです。

サモアは今年初めての代表戦でもあるので、まだチームビルディングに関しては始まったばかりという状況。
また、この遠征には参加していない豪州、NZからの代表変更者、また欧州で豊富なキャリアを持つ有力選手もいます。シーズンが長い欧州でプレーしている選手はこの遠征にあまり参加していないので、特にFWはこの試合のメンバーよりもかなり強力になりそうと見たほうがよいと思います。
日本代表もまだ完成形に至ってはいないはずですが、この試合でサモア相手に差を見せられないようだと、2ヶ月後の再戦がだいぶ厳しいものになると予想はできます。