リーグワン2022 第5節 登録選手所感(ディビジョン1)

ディビジョン1の第5節のメンバーが発表されましたので、簡単に見てみます。

 

予定どおりでいけば、全6試合が挙行できる見込みですが、先週もそのようなことを書いて、結局1試合キャンセルになったので。。

 

ブレイブルーパスvsブルーレヴズ

 

ブレイブルーパスは、レッドハリケーンズ戦での危険なプレーによる2名の出場停止処分が減免されたため、4ディアンズがこの試合からプレー可能に。

 

5ピアスと2mコンビが揃った方が相手にとってはより脅威でしょう。

FLリーチがリザーブに戻ってきましたね。

 

混シーズン2試合目のブルーレヴズ。

出場選手は先週から少々変わりましたが、カテゴリA以外の選手の内訳がこのチームの場合よくわかりません。

6ナイサラニ(豪州)、8スミス(南ア)、12タヒトゥア(トンガ)は他国の代表歴ありの選手。残る14ファリア、15グリーンは5年の居住資格を満たしているようには思えないのですが。裏事情があるのかもしれませんが、このリーグはそういうところが公開されないので不明です。

いずれにせよ、ボールを展開すれば勝機はあると思いますが、早い展開をブレイブルーパスは阻止しようとすると思うので、接点の攻防が差を分かちそうです。

 

 

シャイニングアークスvsワイルドナイツ

 

前節、リスク回避だったのかメンバーが足りていたはずなのに試合をキャンセルしたシャイニングアークスと、「諸事情」でメンバー発表が数時間遅れたらしいワイルドナイツとの微妙な一戦。

 

シャイニングアークスは2試合空いたので、試合勘の問題はあるはずです。

15フォラウが戻ってきました。8にはこのチームではLOをやることが多いトゥポウが入ります。SHレイドローはリザーブスタート。

 

ワイルドナイツは、ローテーションかもしれませんが、LOクルーズが不在、CTBパークスもリザーブスタートです。パークスに代わってアソが初めて先発で12に入ります。代わりの選手も十分にキャリアがありますが。

 

ジャッカルの業界では世界的な名手、7ボーシェーがいますので、シャイニングアークスはブレイクダウンでの攻防により注意する必要があるはずです。

 

 

ヴェルブリッツvsブラックラムズ

 

ヴェルブリッツのカテゴリA以外の先発は、5トゥイプロトゥ(NZ)、6デゥトイ(南ア)、15ルルー(南ア)の強力な3人に、10ファルコン、13ローレンス。

数が合わないのは先ほどブルーレヴズのところでも疑問を呈しましたが、アジア枠は新ルールでなくなったと言われていて、実は生きているのではないかと思えてきました。

このチームのローレンス、あるいはブルーレヴズのファリアは、昨シーズンはアジア枠で出場していました。どうでもいいといえばどうでもいいことですが、数が合わないように思うので。

 

ブラックラムズはあまりメンバーが変わりませんが、リザーブのLOフォックスは初登場となりそうです。

このチーム、勢いだけでなく、ゲームの流れを落ち着かせられるBKのリーダータイプがいれば、もう一段違うチームに慣れそうですが、あまりそういう雰囲気がないんですよね。とはいえ、勝てるチャンスは十分あると思いますが。

 

 

レッドハリケーンズvsサンゴリアス

 

メンバー選考に関しては、引き続きなかなか苦しいレッドハリケーンズ

二列目、三列目がサイズ的にちょっと苦しい感があります。相手のサンゴリアスもMAXのメンバーではないですが。

10にも川向が戻りました。アタック時のバリエーションが乏しく、単騎のアタックで終わってしまいがちなのが現状のチームの課題だと思いますので、組織的な攻撃シーンが見たいところ。

 

サンゴリアスは、相手の状態も見ているのでしょうが、ローテーション色も強いメンバー。

前節で初のリーグ戦出場となった南ア人の10スタンダーが初先発。

リザーブのFLサンダース、SH木村はこのチームでは初登場となりそうです。

 

 

グリーンロケッツvsスティーラーズ

 

グリーンロケッツは、昨シーズンに新人として活躍したものの重傷を負った4山極が初先発。

簡単に失点しなければ、ある程度は競った展開に持ち込めると思いますので、試合の入りが重要かと思います。

 

前節で終盤に失速して試合を落としたスティーラーズは、若干ローテーションの意識もありそうなメンバー。

いいプレーも悪いプレーもあったSOクルーデンは不在で、10に李が入ります。

今シーズンは失点がかなり多い印象なので、不要なペナルティは控え、失点を抑えることを意識したいですね。