11月20日にフランスのトゥールーズでフランス代表と戦う日本代表の登録選手が発表されました。
スターティングは5人が変更。
FLラブスカフニ、SH齋藤、SO李、CTBフィフィタは前の試合はベンチスタートからの繰り上げ、CTB中野は前の試合は登録外でした。
また、前の試合で7番をつけていた姫野はNo8に、13番だったライリーはWTBに移ります。
WTBで先発だった松島はベンチスタート。同じくベンチに控えるSO中尾はオーストラリアAでは試合に出ていましたが、この試合に出ればテストマッチは初キャップとなりますね。
このあたりのメンバー変更は、前の試合でうまくいかなかったところへのテコ入れ、チャンスの提供の両方の意味合いがある気はします。
前の試合は最初から圧力を受けて一気に崩されてしまったので、ディフェンスを立て直したい意図はあるようには思います。
フランスはどちらかというと相手に合わせるようなところがあるので、イングランドほど前がかりには来ないような気はしますが、サイズとパワーがある相手なので、スクラムやラインアウトがどれだけ機能できるかが鍵になる感じはします。
一方のフランス。
前の試合の南アフリカ戦でレッドカードで退場になったSHデュポンは4試合の出場停止になったので不在ですが、それ以外は現状のベストに近いメンバーを組んできました。
今年最後の試合をいい形で締めようという気持ちは強いはず。
日本代表もこの試合が終われば次は6月後半ぐらいまで代表のゲームはないはずなので、勝敗は別だとしても途中まで勝敗がわからないというような試合展開に持ち込んで、ひとまずの達成感をもって遠征を終えてもらいたいと思います。