トップリーグ2020シーズン チーム別展望⑧(リコー)

リコーブラックラムズです。

blackrams.ricoh

 

新加入選手は以下のとおり。

名前 ポジション 前所属
オルジェン・カズミ LO 明治大学
タラウ・ファカタヴァ LO 大東文化大学
湯川  純平 FL 大東文化大学
礒田  凌平 CTB 立命館大学
アマト・ファカタヴァ WTB 大東文化大学
キーガン・ファリア FB ハミルトン
ベン・ファネル HO クルセーダーズ
ベリック・バーンズ SO パナソニック
マット・ルーカス SH ブランビーズ
マット・マッガーン CTB レッズ

 

ワールドカップ2019に出場した選手はいませんが、積極的な補強を敢行しました。

パナソニックで6シーズンを過ごしたSOバーンズを筆頭に、SHルーカス、CTBマッガーンも日本でのプレー経験があるので、適応は早いものと思われます。

 

新卒選手では、タラウとアマトのファカタヴァ兄弟(双子)がフィジカルも強く、即戦力になりそうな気配です。

このチームは、LOポヒヴァ大和とCTBアマナキ大洋のロトアヘア兄弟に続く海外出身の兄弟選手の誕生です。

またこのチームは日本国籍を取得する選手が過去から多く、ロトアヘア兄弟と、2015年の日本代表FLブロードハーストを日本人として起用できる点も大きいでしょう。

 

もう一名、NZの7人制代表の経歴を持つボークコリン雷神も日本国籍を取得しましたが、新シーズンは7人制の日本代表の活動に専念するものと思われます。

 

このチームは、日本出身選手に関しても、どちらかというとスキルフルというよりは、フィジカルに強みを持つ選手が多い印象ですが、SOやFBをこなすロビンソンに、前述のバーンズ、マッガーンという経験値があってプレーを組み立てられる選手の選択肢が増えたため、もともとあったフィジカルの強みをより活かせるのではないかとみています。

4位以内というとハードルは少々高いですが、上位との一発勝負では勝機を見出せるだけの戦力は整ったものと思います。