宗像サニックスブルースです。
ここからは、前シーズンの順位が下位、もしくはトップチャレンジから昇格の4チームです。
このあたりのチームは率直に言って、海外出身選手と日本出身選手の経験や実力の差が大きい場合が多いように思います。
新加入選手は以下のとおり。
名前 | ポジション | 前所属 |
村上 翔梧 | PR | 立正大学 |
束田 涼太 | PR | 専修大学 |
木下 皓太 | SH | 関西大学 |
香川 凜人 | SO | 関西学院大学 |
髙野 恭二 | FB | 青山学院大学 |
尾池 亨允 | PR | 近鉄 |
マーク・アボット | LO | コカ・コーラ |
ダラス・タタナ | FL | 釜石SW |
ラーボニ・ウォーレンボスアヤコ | No8 | NTTコム |
藤井 達哉 | SH | オタゴ |
サンティアゴ・ゴンザレス | SO | ジャガーズ |
今村 雄太 | CTB | 神戸製鋼 |
ティム・ベネット | CTB | キヤノン |
ジョニー・マファライ・トリ | WTB | ノースランド |
サニックスは、日本ラグビーフットボール協会の藤井強化委員長がかつてチームの部長兼監督を務めており、代表のジョセフHCの古巣で関係が深いこともあってか、サンウルブズ経験者が多いチームです。
2019シーズンのあとも、LOアボットとNo8ウォーレンボスアヤコが加入し、また同シーズンでアタックコーチを務めていたコーリー・ブラウンがHCに就任しました。
もともとチームに在籍していたLOムーア、FLプライヤー、CTBエメリーもサンウルブズのメンバーでしたので、HCが中心選手の特性を把握しやすい、選手間の連携が構築しやすいといったメリットはありそうです。
新加入の元アルゼンチン代表のSOサンティアゴ・ゴンザレス・イグレシアスは派手なプレースタイル選手ではないですが、チームにフィットしてくれば安定したゲームメイクができるようになると思います。CTBのベネットがアジア枠で起用できるのも大きい。
ワールドカップで中心選手として活躍したムーアの成長も心強いところです。
海外出身選手は各ポジションでかなり駒が揃っているので、キャプテンのLO福坪など、日本出身選手の奮起があれば、上位進出は少々難しくとも、中位にはいけるポテンシャルがあると思います。