決勝・3位決定戦 展望

残すところは決勝と3位決定戦の2試合のみ。
明日、明後日に更新する時間が取れなさそうなので、登録選手も発表される前ではありますが、展望を簡単に記しておきます。
 
 
イングランド VS アルゼンチン
まず、3位決定戦はプールDの初戦と同じ顔合わせになりました。
この試合はどうしても消化試合になるのは避けられないので、どのような選手が登場するかも不明。
多いパターンは主力選手と出場機会の少なかった選手のミックスですね。この大会が最後のワールドカップになるような選手も登場可能性が高いです。
そういう意味では、国際キャリアからの引退を表明しているイングランドのロウズ、また年齢的には最後になりそうなアルゼンチンのクレービー、サンチェスあたりのセンチュリオンは怪我でもなければ出るでしょうね。
出場した選手が手を抜くようなことは考えられませんが、やはり決勝と同じモチベーションというわけにもいかないので、やや大味な試合になりがち。この試合もプール初戦とは違って、オープンな展開のアタックをしあう試合になりそうな気がします。
 
 
南半球のジャイアント同士の対戦が実現しました。
準決勝での戦いは両極端でした。余裕を残した戦いだったにと、土俵際に追い込まれる展開だった南アフリカ。天候や相性の問題もありましたが。
まだこの時点では、準決勝で差別的発言があったとされる南アのHOンボナンビの去就が明らかになっていません。専門職が一人しかいない状況で彼が出場停止となれば影響は甚大。試合展開に大きな影響を与えかねないため、WRも慎重に判断するものと思われます。禍根が残らないような裁定を期待したいところです。
選手起用はニュージーランドはほぼそのままでしょうが、うまくいかなかった南アが入れ替えてくるかが注目。先日デクラークとポラードは先発では、と書きましたが、デクラークは後半勝負としてリザーブかもしれませんね。
南アは雨のコンディションもあって、前の試合のキック戦術が不発でしたが、あらためて精度が求められる試合になります。