トップリーグ2020シーズン チーム別展望⑩(NEC)
NECグリーンロケッツです。
新加入選手は以下のとおり。
名前 | ポジション | 前所属 |
當眞 琢 | PR | 帝京大学 |
吉川 浩貴 | SH | 帝京大学 |
金井 大雪 | SO | 法政大学 |
カイ・ストローム | HO | North Shore |
ハパクキ・ モアラ リアヴァア | FL | NTTコム |
サム・ヘンウッド | FL | ハリケーンズ |
ジャック・タファ・ラム | FL | ブリストル |
ティム・オマリー | CTB | ユタウォリアーズ |
ロラギ・ヴィシニア | FB | グルノーブル |
新戦力を眺めてみると、新卒選手は安定的に継続して採用し、海外からはそこまでの大金はかけないが、即戦力クラスの選手を採用して着実にチーム力を上げたい、というチームコンセプトが伝わってきます。
前シーズンは、元オールブラックスのSOドナルドやなど、鍵となるプレーヤーがピッチにいたときは上位相手にもある程度競った勝負ができていたと思いますが、上位と比べると海外出身の選手の層が薄い感が否めませんでした。
今回はティア1の代表クラスといった派手な補強とまではいきませんが、ある程度計算ができそうな選手を各ポジションに補強しました。
トライゲッターのWTB後藤輝也は7人制の活動に専念しそうです。
LO/FLのワクァや新加入のヴィシニアあたりは単独でトライまで持っていく力がありますが、個人能力の高い海外出身選手に過度に依存せず、チームとしてトライを取り切る形をいかにつくるかが重要になるでしょう。
中堅どころのチームとしては、日本出身選手にも経験値の高い選手の層が比較的厚い印象ですが、新加入の海外出身選手が多いので、どれだけ連携を深めて、まとまったチームがつくれるかがポイントになってくると思います。
≪2月3日追記≫
新加入選手が発表されました。
南アフリカ人のLOジャン・クローストです。以前にクボタでもプレーがありましたね。
この人はラグマガのSR選手名鑑のブルズのページに名前があるのですが、契約を破棄してこっちに来たとかそういう事情なんでしょうかね。