トップリーグ2020シーズン チーム別展望⑮(NTTドコモ)
新加入選手は以下のとおり。
名前 | ポジション | 前所属 |
杉本 達郎 | PR | 関西大学 |
小島 佑太 | LO | 立命館大学 |
藤田 達成 | LO | 帝京大学 |
山本 貫太 | WTB | 立命館大学 |
ジャックス・ヴァン ローエン | PR | バース |
キム・サンジン | LO | 慶煕大学 |
リアム・スクワイア | FL | ハイランダーズ |
ジャック・グラント | SH | Eastern Suburbs |
リンカーン・マックラウチ | SO | ホークスベイ |
新加入のFLスクワイアは、コンディション不良でワールドカップのメンバーには入らなかったものの、一時期はオールブラックスのポジションを確保していた選手。コンディションが万全であれば、チームの攻守の核として機能すると思います。
日本代表のワールドカップメンバーであるFLファンデルヴァルト、怪我から復帰したLOエラスムスといった愚直に体を張る南ア出身のFWの存在が頼もしく、また、経験豊富でゲームをコントロールできるSOバンクス、FBフィルヨーンの両ベテランの存在も大きいでしょう。
海外出身の選手は若手も多く、WTBスルンガ、SOマックラウチなどの成長も期待できそうです。
サニックスのところでも書きましたが、下位チームは海外出身選手と日本出身選手との間にレベルのギャップがある場合が多く、このチームも日本出身選手でプレー面で目立てるリーダー的な選手があまり思い浮かばないのが実情のように思います。
若い選手も多いので、経験値が高い海外出身選手に引っ張られる形で成長が進むと、中位のチームとは競った勝負ができる面白い存在になりそうです。