トップリーグ2020 第1節 感想⑥(NTTドコモVS三菱重工)

花園でのもう一試合、NTTドコモ三菱重工の一戦です。

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NTTドコモ三菱重工は、正直なところ下位25%に入りそうな位置づけかと思いますが、お互いに勝利を目指した熱戦になりました。

双方にSRで活躍した経験豊富なプレーヤーが複数在籍しており、筆者個人的には今シーズンのTLのレベルアップを最も意識する試合となりました。

 

ドコモは、8スクワイア、10バンクス、15フィルヨーンと要のポジションに実力者が並び、シーソーゲームの末なんとか勝ちました。ほかにも実力者が多いチームですが、戦い方のコンセプトを絞らないと今後苦しいような気がしました。

途中交代のSH、21秦の動きは軽快で、テンポがでました。2mの6エラスムスが同じチームでプレーするのは、ラグビーの多様性を示すようで面白かったですね。

 

三菱重工は、12リトルと13ヴァエガに切れ味がありました。このCTBコンビのランは、ほかのチームにとっても脅威になりそうです。

リトルのプレーは久々に見ましたが、前傾姿勢の独特の走り方は魅力があります。

このチームはベテランが多いので、若手もローテーションして経験を積ませながら戦う必要があるでしょうね。