来日したウルグアイ代表について

6月18日(土)、ウルグアイ代表と対戦する日本代表の登録選手はすでに発表されていますが、そちらは別に書くとして、今回は来日したウルグアイ代表、ロス・テロスについて記しておこうと思います。

 

来日26名中、フランス、イタリアのチームに所属する選手が3名、残りの23名はペニャロールという自国チームの所属。

南米のスーパーラグビーといえる、SLAR(スーパーリーガアメリカーナ・デ・ラグビー)を今シーズン制したチームです。

 

SLARは、アルゼンチン、ウルグアイ、チリ、ブラジル、パラグアイ、コロンビアの6ヶ国から各1チーム、全6チームで構成されたリーグです。

アルゼンチンのハグアレスがスーパーラグビーに参加していた時代、代表強化のためアルゼンチン代表がハグアレスとほぼ一体だった関係に似ています。

 

とはいえ、パラグアイとコロンビアは自国選手中心でチームをつくるには選手層が足りないため、アルゼンチン人が大量に貸出されていますね。

そのアルゼンチンはハグアレスVXというチームで参加していますが、代表クラスとそれに続く層は軒並み欧州でプレーしているため、若手有望株のチームという位置づけです。今シーズンはペニャロール、チリのセルクナムに続く3位でした。

 

さて、ペニャロールの30名ほどのスコッドのうち、若干名のアルゼンチン人、負傷者を除けば、ほぼすべての選手が今回代表として来日しているということになります。

 

ロス・テロスは、フランスのクラブでプレーしている実力者数名がテストマッチのリリース対象外の試合ということで来日していません。

人口が少ない小国で選手層が厚いわけではありませんので、戦力に影響がないというわけにはいかないのでしょうが、1クラブチームとほぼ同様のまとまりの良さは見せてくれると思います。