ライオンズ戦 試合所感

ブリティッシュアイリッシュ・ライオンズと日本代表との一戦は、28対10でライオンズが勝利しました。

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このようなウォームアップマッチの位置づけは難しいところですが、28対0になったところあたりで、ウォームアップの試合としての役割をほぼ終えた感はありますね。

ジャパンが後半の選手交代を契機に攻める時間帯をつくったのは事実ですが、勝敗はすでにわかりやすく決しており、ある程度自分たちのやりたいことはやれた、という感触を思い出とともに持ち帰れたならばOK、という感じなのかと思います。

 

ライオンズは、ライオンズ4回目のキャプテン、アラン=ウィン・ジョーンズ、同じく3回目のジャスティン・ティプリックを負傷で失いましたので、ウォームアップマッチとしては大惨事ということになりました。

離脱する2名も、代わって追加される2名もいずれもウェールズ代表。このあたりは4協会間のバランスなどもあるのでしょうかね。

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先日、ジャパンのジョセフHCはHCとして一生に一度かもしれないライオンズ戦で下手なことはできない、と記事に書きましたが、ジャパンの選手たちも現役としての対戦は一生に一度でしょうからせっかくの対戦機会はWCで身体を張った選手たちに優先的に与えられるべきだ、という感覚がJJにはあったかもしれません。

 

次のアイルランド戦では、彼らもSHマレー(代表でのキャプテン経験がないのに、ライオンズのキャプテンに選出!)、LOヘンダーソン、CTBヘンショウなどが不在のなか、経験が浅いチームで来ますので、ジャパンも新しい選手を試すべきでしょうね。