リーグワン2022-2023 ディビジョン1・第9節 試合所感

折り返し地点の第9節です。


リコーブラックラムズ東京 VS 花園近鉄ライナーズ
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ライナーズは前半は持ちこたえていましたが、後半一気に流れが変わりました。80分を通じて競った勝負に持ち込めないところに残念ながら戦力的な限界を感じますね。一勝ぐらいはしたいところでしょうが、現実的には入替戦の相手を想定した準備を始めてもいいような状況です。
ブラックラムズは下位に位置していますが、今までも内容的には戦えていないわけではないので、この勝利を浮上のきっかけにしたいところです。ペナルティは減らしたいですが。


クボタスピアーズ船橋・東京ベイ VS 東芝ブレイブルーパス東京
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試合を通してみて、チャンスを確実にスコアに変えられる力の差が順位の差になっているような感じはしました。
ボールが一気に動いたときのスピアーズのアタックはなかなか止めるのが難しいですね。WTB木田は今が伸び盛りという印象です。
ブレイブルーパスは内容が極端に悪いわけではないと思いますが、前半に先手を取られる展開を変えない限り、今後も上位陣との争いは厳しい気がします。


■静岡ブルーレヴズ VS サントリーサンゴリアス東京
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サンゴリアスのディフェンスの粘り強さがここのところ目を引きます。チームの統一感というこのチームの長所が発揮されている感じがします。
ブルーレヴズは結果が十分に出ているとは言えませんが、自分たちの持ち味は出せている戦い方だと思います。いい言い方ではないですが、他チームと比べて、戦力を考えればよくやれているという評価になるのだろうと思います。


トヨタヴェルブリッツ VS 横浜キヤノンイーグルス
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前半はミスもあって点の動きが少ない試合でしたが、ヴェルブリッツが前半30分頃にレッドカードで一人減ったこともあって、そこからは一方的な展開になりました。
ヴェルブリッツは敗因は明らかではあるのですが、ペースをなかなかつかめません。このまま下位争いを続けそうな気配です。
イーグルスディシプリンの面で改善が見られて安定していた感じはします。


三菱重工相模原ダイナボアーズ VS NECグリーンロケッツ東葛
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力関係からみて接戦を予想していましたが、そのとおりの展開に。
ダイナボアーズはここのところ結果が出ていないので、それがプレーを難しくした側面はあるのかなと感じました。シーズン序盤に発揮できていたディフェンスの粘りがちょっと薄れている印象もあります。疲労も出てきているとは思いますが。
グリーンロケッツは、この前も書きましたがこの試合にかける意気込みを感じました。まだ上とポイントの差はありますが、順位を詰めていくきっかけになる気はします。

■コベルコ神戸スティーラーズ VS 埼玉パナソニックワイルドナイツ
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途中までは競れていましたが、スティーラーズがシンビンで一人減ったことでバランスが崩れたかなという印象です。スティーラーズはSO李が負傷で早々に代わったこともあるでしょうが、攻撃が単調だった感もあります。
ワイルドナイツもそこまでの余裕があったわけでもないでしょうが、80分が終わった後に上回ればいいということがチームに浸透されている印象は強く持ちます。
 
 
7節を残した段階で、プレーオフに進むチームが早くも絞られてきた印象で、リーグの展開も観客席の光景と同様、寒々しい感じになってきました。残念ながら。
特に中位チームの奮起を期待したいところです。