第9節、今節も前節に続き中止の情報はなく、全6試合が催行の予定です。
まだ試合は見ていませんが、記事のアップがキックオフの事後になってしまいました。サンゴリアスは2週連続の秩父宮金曜ナイター。
現時点の首位決戦ということになるものの、スピアーズはメンバーが十分には揃わず、といった感じでしょうか。
スピアーズがFW戦で圧倒するという戦いはしづらいのではないかと思います。
前節のスティーラーズ戦で大いに走ったサンゴリアスのWTBリーやFBマッケンジーといった選手を自由にさせてしまうと大量失点の可能性もあるので、スピアーズとしては不用意に短いキックを使わないように気をつけたいところです。
そこまで悪い成績ではないですが調子がいいともいえないヴェルブリッツが、瑞穂ラグビー場にワイルドナイツを迎える試合。
序盤に簡単に失点してしまうとそのままの流れで取り戻せないような気がしますので、特に前半はディフェンスに集中してイージーな失点を許さないことが肝要かと思います。
ワイルドナイツは、ローテーション的な起用も試合ごとに混ぜているように思いますが、出場する選手は結局チームのなかでもごく限られている印象。
このチームに限らずですが、特定のチームに資質が高い(と思われる)選手が集中してしまっているのが、このリーグの課題という気がしますね。TL時代からのことですが。
イーグルスは海外出身のカテゴリAの選手をうまく起用して、フィジカル面でも優位に立てそうな布陣。
レッドハリケーンズはメンバーを見る限り今節もフィジカル面でなかなか厳しそうな印象。
怪我人がいるのはわかりますが、スコッド上は海外出身選手がそれなりの人数いるはずなんですけどね。
同じような試合展開で大差がついていくのも、そろそろしんどいと思うので、奮起を期待したいところです。
連敗は避けたいスティーラーズ。出場する面子は前節とあまり変わっていません。
今節の相手はサンゴリアスほど一発抜けられると怖い強力なランナーが揃っているわけではないですが、アンストラクチャーな状況はあまりつくりたくないところです。
ブラックラムズは、不用意なペナルティを避けつつFWが粘って、ロースコアな展開に持ち込めばチャンスがあるような気がします。
ワイドにボールを動かしたい似たような志向のチーム同士の対戦という感じがします。
シャイニングアークスは、外国選手枠をBKに多く使ってきています。
BKにいい選手が揃う割にあまりスコアができていないシーズンですが、敵陣に入ったところでのプレーの精度が鍵になるように思います。
ブルーレヴズは、スコアはそれなりにできているが早いうちにそれ以上に取られているという試合が多い印象。
FW戦でそこまで差し込まれるという展開にはならないような気がしますので、規律よく戦えるかが鍵になるでしょうね。
前節で逆転勝ちのブレイブルーパスと、終盤再三押し込みながらも逆転勝ちとならなかったグリーンロケッツ。
対照的な結果だった顔合わせ。
ブレイブルーパスはチームとしての戦い方はできてきていると思いますので、強くて速いBKをうまく使ってスコアに結びつけたいところ。
グリーンロケッツは前節の試合で徒労感もあるかもしれませんが、チームの完成度は上がってきていると思うので、BKで取り切ることができれば、実質初勝利も見えてくるように思います。